宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:40)
太陽フレアは静かです。
太陽風南向き磁場がやや強くなっています。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
3/ 1 --- ---
2/29 --- ---
2/28 --- ---

黒点  3/ 1 (NOAA)
磁場 フレア
1423 1 α ---
1426 1 α ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:37 450 -4.4
-2 h 475 +7.8
-4 h 450 +6.2
-6 h 438 +6.2
-8 h 428 +3.8
-10 h 440 +2.5
-12 h 438 +2.4

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
12:30 -6 -/ -
-2 h -3 -/ -
-4 h -3 -/ -
-6 h -3 -/ -
-8 h -4 -/ -
-10 h -3 -/ -
-12 h -3 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 1x10^2
3/ 1 0.3 2x10^2
2/29 0.3 9x10^1
2/28 1.2 2x10^2
2/27 4.0 3x10^3
2/26 4.6 2x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
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AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
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オーロラ帯 (CSSDP)
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TromsoLongyear...
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2012/ 2/25 13:58 太陽でフィラメントの噴出が発生し、地球へも影響が及びそうです。現在の太陽風は穏やかです。
2012/ 2/26 12:21 太陽でフィラメントの噴出が発生しています。現在の太陽風は平均的な状態です。
2012/ 2/27 10:25 太陽風の弱い乱れが到来しました。速度は450km/秒に高まっています。
2012/ 2/28 10:23 太陽風磁場が南向きに強まって、磁気圏活動が強まりました。現在は北向きに変わって、落ち着いています。
2012/ 2/29 12:29 CMEによる太陽風の乱れは弱まりつつあります。太陽は黒点も少なくなり、穏やかです。
最新のニュース

2012/ 3/ 1 12:40 更新
太陽風はやや高速で安定しています。磁場が北向きのためオーロラの活動は穏やかです。

担当 篠原

太陽風は、440〜450km/秒と平均よりやや高いくらいの速度が続いています。
磁場強度も、7〜8nTとやや強めの値です。
今朝、3月1日7〜10時(世界時29日22時〜1日1時)の頃に、
磁場強度は10nT近くまで、速度は480km/秒くらいまで高まる
小さな変動が発生していますが、
一時的な変化だったようで、現在はその前の状態に戻っています。

太陽風磁場の南北成分は、ずっと北を向いています。
このため、磁気圏への影響は小さく、
AE指数のグラフはほとんど変化がありません。

現在、-5nTと南向きに振れていますが、
この傾向が続くのか、また元の北向きに戻るのか、
今後のオーロラ活動の様子を決めるので、注目してください。


27日周期の図を見ると、
昨日紹介したセクターのグラフは、その後、「T」から「A」に戻ってしまい、
前周期とは違う変化になっています。
この後、「T」にまた振れるのか、このまま「A」が続くのか、
こちらの様子にも注目したいところです。


太陽は、真ん中少し北寄りに1423黒点群が見えるだけです。
ただし、GOES衛星のX線カメラを見ると、1423黒点群の周辺は、
小さな活動がある程度活発に起きています。
SDO衛星AIA193の写真で、中央部の左寄りで少し明るくなっている領域です。

可視光写真でも微かに見えつつありますが、
1423群の左に新しい黒点群が発生するかもしれません。



SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。