宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (08:51)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
7/10 --- ---
7/ 9 --- ---
7/ 8 23:53 C2.3
22:18 C3.2
20:23 C2.8
18:38 C3.1

黒点  7/ 9 (NOAA)
磁場 フレア
1243 3 β ---
1245 1 α ---
1246 3 β ---
1247 7 β C3
1248 1 α ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
08:45 440 -0.4
-2 h 444 -3.3
-4 h 436 +1.7
-6 h 411 -2.9
-8 h 401 +1.0
-10 h 395 -0.9
-12 h 383 +1.3

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
08:30 -19 -/ -
-2 h -14 -/ -
-4 h -16 -/ -
-6 h -14 -/ -
-8 h -14 -/ -
-10 h -15 -/ -
-12 h -19 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 2x10^2
7/10 0.3 3x10^2
7/ 9 0.4 3x10^3
7/ 8 0.4 2x10^3
7/ 7 0.4 1x10^3
7/ 6 0.3 7x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
コロナホール (NAOJ)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
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太陽放射線 (GOES)
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衛星電子 (GOES)
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AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2011/ 7/ 5 11:06 太陽風の磁場が南寄りになり、磁気圏の活動を強めています。太陽は静かです。
2011/ 7/ 6 12:40 太陽風は平均的な状態ですが、南向き磁場の影響で弱いオーロラ活動が続いています。
2011/ 7/ 7 09:32 太陽風の速度は低速気味になっています。太陽も静かです。
2011/ 7/ 8 10:18 最近の黒点数の変化を紹介します。太陽風は低速ですが、小さいオーロラ活動は発生しています。
2011/ 7/ 9 13:03 1247黒点群がフレア活動を起こしています。弱いCMEも発生し、地球へ向かっている様です。
最新のニュース

2011/ 7/10 08:51 更新
コロナホールの影響で、太陽風の速度が上昇しています。

担当 篠原

昨日の太陽風磁場の強まりに続いて、
速度の上昇が発生しました。
9日16時(世界時9日7時)頃からゆっくりと上昇して、
現在450km/sに達しています。

磁場強度は、10nTからは少し下がりましたが、
まだ7nTと強めの値を保っています。
このため、速度はもう少し上昇するかもしれません。

一方、磁気圏のオーロラ活動は小規模です。
これは、磁場の南北成分が、
0nT付近を変化しているためでしょう。


SDOのAIA193を見ると、
細いコロナホールの筋は、
南西側から北東側へ点々と伸びています。
この後、4〜5日近く影響が続き、
太陽風の速度はやや高めの状態が続くかもしれません。


太陽のフレア活動は、静かです。

1247黒点群は、特に発達はしていません。
フレアの発生も止まってますが、
一休みして再び起こし始めることもよくあります。



SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。