宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:40)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
7/ 6 --- ---
7/ 5 --- ---
7/ 4 --- ---

黒点  7/ 6 (NOAA)
磁場 フレア
1243 6 β ---
1244 4 βγ ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:34 409 -2.3
-2 h 379 +0.2
-4 h 387 -3.2
-6 h 387 -3.4
-8 h 383 -4.5
-10 h 394 -2.1
-12 h 396 -2.9

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
06:59 -30 -4/ 7
-2 h -34 -10/ 5
-4 h -34 -5/ 6
-6 h -34 -1/ 3
-8 h -30 -5/ 5
-10 h -29 -/ -
-12 h -27 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 4x10^1
7/ 6 0.3 2x10^2
7/ 5 0.3 2x10^2
7/ 4 0.4 2x10^1
7/ 3 0.3 3x10^1
7/ 2 0.4 3x10^1

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
コロナホール (NAOJ)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
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AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2011/ 7/ 1 10:04 太陽風の磁場強度が強まり、オーロラを強めています。コロナホールの影響が始まったのかもしれません。
2011/ 7/ 2 13:30 太陽風磁場南向きの影響でオーロラ活動が強まりました。太陽風は平均的な速さです。
2011/ 7/ 3 13:08 400km/秒付近の穏やかな太陽風が続いています。太陽で小規模のフレアが発生しています。
2011/ 7/ 4 11:12 穏やかな太陽風が続いています。磁場が北向きのため、磁気圏は静穏です。
2011/ 7/ 5 11:06 太陽風の磁場が南寄りになり、磁気圏の活動を強めています。太陽は静かです。
最新のニュース

2011/ 7/ 6 12:40 更新
太陽風は平均的な状態ですが、南向き磁場の影響で弱いオーロラ活動が続いています。

担当 篠原

太陽風の速度は、380〜400km/秒と平均的な状態が続いています。
一昨日まで強めだった磁場強度は、昨日からは5nTと平均的な強さに下がっています。

しかし、磁場南北成分の南寄りの傾向は続いていて、
振れ幅は小さくなったもののAE指数の変化は続いています。

日本時間で今朝、6日10時(世界時6日1時)に
南極の昭和基地で見られたオーロラの様子を掲載します。
AE指数で300nTと比較的小さな変化の頃の穏やかなオーロラの動きです。


結局、太陽風の速度にコロナホールの目立った変化は起きませんでした。
次の注目は、3日に発生した弱いCMEの影響が、今夜か明日にやってくるかどうか、
そして、今日のSDO AIA193で太陽の中心線に達した小さなコロナホールの影響が、
3日後の9日頃にやって来るかどうかになります。

どちらも、発生しても小規模の変化に留まるでしょう。


太陽のフレア活動も穏やかに推移しています。
GOES衛星のX線グラフはほとんど変化がありません。

STEREO Behindで先回りをしても、太陽の東側に目立った活動領域はなく、
しばらくは太陽の活動も穏やかな様です。



南極の昭和基地で全天カメラにより撮影された、オーロラの様子。
(c) 国立極地研究所、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。