宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (11:06)
太陽フレアは静かです。
太陽風南向き磁場が大きくなっています。
磁気嵐がやや発達しています。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
7/ 5 --- ---
7/ 4 --- ---
7/ 3 19:42 C2.2

黒点  7/ 5 (NOAA)
磁場 フレア
1242 2 β ---
1243 5 β ---
1244 7 βγ C2

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
10:56 394 -6.0
-2 h 412 -5.5
-4 h 413 -7.4
-6 h 413 -7.9
-8 h 417 -7.6
-10 h 386 -3.3
-12 h 372 -2.9

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
09:59 -46 4/ 10
-2 h -46 9/ 20
-4 h -40 -9/ 8
-6 h -30 -13/ 6
-8 h -22 -10/ 3
-10 h -21 -11/ 7
-12 h -18 -15/ 6

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 1x10^1
7/ 5 0.3 4x10^1
7/ 4 0.4 2x10^1
7/ 3 0.3 3x10^1
7/ 2 0.4 3x10^1
7/ 1 0.4 3x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
コロナホール (NAOJ)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
衛星電子予測 (JAXA)
沖縄磁場変動 (NICT)
Dst予測 (NICT)
AE指数 (NICT)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
NICT磁力計 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
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オーロラ帯 (CARISMA)
Live!オーロラ (遊造)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2011/ 6/30 09:39 太陽風は低速になり、磁気圏もとても静かです。1242黒点群が少し大きくなっています。
2011/ 7/ 1 10:04 太陽風の磁場強度が強まり、オーロラを強めています。コロナホールの影響が始まったのかもしれません。
2011/ 7/ 2 13:30 太陽風磁場南向きの影響でオーロラ活動が強まりました。太陽風は平均的な速さです。
2011/ 7/ 3 13:08 400km/秒付近の穏やかな太陽風が続いています。太陽で小規模のフレアが発生しています。
2011/ 7/ 4 11:12 穏やかな太陽風が続いています。磁場が北向きのため、磁気圏は静穏です。
最新のニュース

2011/ 7/ 5 11:06 更新
太陽風の磁場が南寄りになり、磁気圏の活動を強めています。太陽は静かです。

担当 篠原

太陽風の速度は、400km/秒と平均的な状態で安定しています。
一方、太陽風磁場の強まりは今朝まで続き、
10nT近くを保っていましたが、現在は6nTほどに下がっています。

昨日は北向きだった南北成分が南向きに変わったため、
活発な磁気圏活動が発生しています。
AE指数では、図の後半で、
500nTから1000nTに達する中規模の変動が半日ほど記録されています。

磁場の南向きは、この後どこまで続くでしょうか。
この状態で速度が上昇すると、磁気圏の変化は一段と活発になります。
SDO AIA193に見えていた小さなコロナホールの影響が
地球へやって来るかどうかという点と合わせて、注目してください。

また、3日のニュースで紹介した太陽のフレア活動に伴って、
弱いCMEも発生している様です。
その影響が、明日の夜か明後日にやって来るかもしれません。
ただし、やって来てもあまり大きな変化にはならないと思います。


太陽は、Bクラスの小さなフレアが発生している程度です。
黒点も小さくなっていて、活動は落ち着いています。



SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。