宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (09:17)
今日、C9.2の小規模フレアが発生しました。
また、M1.5の中規模フレアが一昨日発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
3/25 05:47 C1.4
01:54 C9.2
00:31 C1.7
3/24 21:00 M1.1
3/23 11:03 M1.5
00:43 C2.6

黒点  3/24 (NOAA)
磁場 フレア
1175 3 β ---
1176 12 βγ M1
1177 1 α ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
09:06 459 +1.9
-2 h 459 +3.6
-4 h 476 +5.2
-6 h 470 +2.7
-8 h 466 +2.8
-10 h 471 +2.8
-12 h 470 +3.4

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
07:29 - 5/ 4
-2 h -11 10/ 4
-4 h -11 9/ 2
-6 h -12 9/ 6
-8 h -12 5/ 2
-10 h -13 6/ 7
-12 h -13 9/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 1x10^2
3/25 0.5 2x10^2
3/24 0.6 2x10^2
3/23 1.8 1x10^2
3/22 14.5 3x10^2
3/21 8.0 2x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点群番号 (SOHO)
SDO黒点動画 (SDO)
太陽X線 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
EIT195 (SOHO)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
コロナホール (NAOJ)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
衛星電子予測 (JAXA)
沖縄磁場変動 (NICT)
Dst予測 (NICT)
AE指数 (NICT)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
NICT磁力計 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
昭和基地磁場 (NICT)
オーロラ帯 (CARISMA)
Live!オーロラ (遊造)
昭和基地カメラ (NIPR)
TromsoLongyear...
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2011/ 3/20 12:15 太陽風は低速で、磁気圏も穏やかです。太陽も落ち着いています。
2011/ 3/21 13:00 太陽風は低速で穏やかです。明日くらいに高速風がやって来るかもしれません。
2011/ 3/22 09:40 太陽の東端から黒点群が上がってきました。太陽風は高速風が近づいているかもしれません。
2011/ 3/23 09:42 太陽の東端の南北に活動的な領域が見えています。太陽風は400km/秒台に上がっています。
2011/ 3/24 08:00 太陽風は500km/秒の高速風になりました。M1.4の中規模フレアが発生しています。
最新のニュース

2011/ 3/25 09:17 更新
1176黒点群が中規模のフレアを起こしています。今後も活動は続きそうです。

担当 篠原

1176黒点群が、活発にフレア活動を続けています。
昨夜24日21時(世界時24日12時)に、M1.0の中規模フレア、
今日に入って、25日2時(世界時24日17時)に、C9.1と大きめの小規模フレア
などを起こしています。

可視光写真では黒点の数が増え、
SDO AIA193の動画は頻繁に変動が発生しています。

フレア活動は今後も続きそうです。
引き続き注目してください。


太陽風は、400km/秒台後半に少し下がりましたが、
速度の高い状態が続いています。
磁場強度も、6nTとまだ特に下がっていません。

太陽では、コロナホールはすっかり西に消えてしまったので、
この後は、速度は次第に低下に向かうのではないかと思います。

磁気圏の活動は穏やかです。
オーロラの活動度を示すAE指数は、全く変化していません。
これは、太陽風磁場の南北成分が北寄りに推移しているためです。
太陽風速度は高めなのですが、磁場が南を向かなければ、
太陽風から磁気圏へエネルギーの流れ込みは大きくなりません。



SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。