宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (15:23)
今日、C2.7の小規模フレアが発生しました。
また、M3.5の中規模フレアが昨日発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
2/25 14:33 C1.6
14:09 C1.4
04:33 C2.7
2/24 22:47 C1.8
16:22 M3.5
2/23 --- ---

黒点  2/25 (NOAA)
磁場 フレア
1161 1 α C1
1163 2 β C2

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
07:48 329 +2.1
-2 h 333 +2.0
-4 h 341 +0.9
-6 h - +1.6
-8 h - -
-10 h - -
-12 h - -

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
08:29 - 15/ 4
-2 h - 12/ 3
-4 h - 13/ 2
-6 h - 13/ 2
-8 h -14 -/ -
-10 h -15 -/ -
-12 h -15 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 1x10^3
2/25 0.4 2x10^3
2/24 0.4 2x10^3
2/23 0.4 3x10^3
2/22 0.4 7x10^3
2/21 0.4 6x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点群番号 (SOHO)
SDO黒点動画 (SDO)
太陽X線 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
EIT195 (SOHO)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
コロナホール (NAOJ)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2011/ 2/20 11:18 1158黒点群は西に没しつつあります。高速風は終わり、太陽風は穏やかになりつつあります。
2011/ 2/21 08:31 太陽の活動は次第に小さくなっています。東側には大きなコロナホールが広がっています。
2011/ 2/22 11:42 1158黒点群は小規模フレアを起こしながら西に没していきました。
2011/ 2/23 14:52 太陽のフレア活動はほとんどなく、太陽風も穏やかです。
2011/ 2/24 10:00 2つの黒点群が沈んで、太陽は無黒点になりそうです。太陽風は穏やかです。
最新のニュース

2011/ 2/25 15:23 更新
太陽の東の端に現われた1163黒点群で、M3.5の中規模フレアが発生しました。

担当 篠原

太陽の東端から、1163黒点群が上がってきました。
その挨拶でもあるかのように、24日16時半(世界時24日7時半)に
M3.5の中規模フレアが発生しました。

その様子を、真正面から見ていたSTEREO Behindの動画で紹介します。

その後も、Cクラスの小規模フレアを時々発生させています。
現時点では特に活発というほどではありませんが、しばらく注目してください。


太陽風は、速度340km/秒、磁場強度3nTと穏やかです。

磁場が北寄りの傾向にあるため、磁気圏も静穏で、
AE指数は全く変化していません。

もうしばらく、この穏やかな太陽風が続きそうです。
SDO AIA193を見ると、太陽の北東(左上)に、大きなコロナホールが姿を現しています。
明日くらいに先頭が中心線に達すると見ると、4日後の3月1日頃から、
高速風がやって来る可能性があります。



STEREO BehindのCOR2による、1163黒点群で発生したM3.2フレア。
(c) STEREO (NASA)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。