宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:28)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
3/20 --- ---
3/19 --- ---
3/18 --- ---

黒点  3/20 (NOAA)
磁場 フレア
2810 4 α ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:15 395 +12.4
-2 h 346 +8.1
-4 h 314 -0.7
-6 h 303 -2.1
-8 h 300 -1.6
-10 h 295 -1.4
-12 h 296 -2.1

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
11:30 24 -/ -
-2 h 25 -/ -
-4 h 14 -/ -
-6 h 4 -/ -
-8 h 2 -/ -
-10 h -1 -/ -
-12 h 2 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.5 5x10^1
3/20 0.7 1x10^3
3/19 0.7 2x10^3
3/18 0.7 6x10^3
3/17 0.7 5x10^3
3/16 0.7 3x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
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ACE1日7日 (ACE)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2021/ 3/15 13:14 高速の太陽風が続き、磁気圏の活動も続きました。
2021/ 3/16 13:05 高速の太陽風は終わっています。ニュージーランドのオーロラをどうぞ。
2021/ 3/17 12:44 太陽風は低速になっています。磁気圏も穏やかです。
2021/ 3/18 12:56 太陽風は更に低速になっています。磁気圏も穏やかです。
2021/ 3/19 11:56 太陽風は310km/秒と低速です。この後、高速太陽風が始まりそうです。
最新のニュース

2021/ 3/20 12:28 更新
太陽風の磁場強度が強まっています。これから速度も高まるでしょう。

担当 篠原

太陽風の変化が始まっています。
今朝、20日7時(世界時19日22時)頃から、
磁場強度が上昇を始め、
現在、20nTとかなり強まっています。

速度も同じ頃から変化が始まっていますが、
まだ、300km/秒の低速風から
400km/秒と平均的な速さに高まった程度で、
本格的な上昇はこれからとなりそうです。

27日周期の図を見ると、
磁場の強まりは、前周期より1日半ほど遅れて始まっています。
前回の変化では、
速度は600km/秒くらいまで高まったのですが、
今回はどうなるでしょうか。

太陽風磁場の南北成分は、
今のところ北向きに強まっています。
この状態では磁気圏の活動は高まらず、
AE指数は、今朝以降は静かになっています。

今後、南寄りに傾向が切り替わることがあれば、
磁気圏の活動も活発化するでしょう。
注目してください。

SDO衛星AIA193では、南半球のコロナホールは、
左側の領域が太陽の中心線に達したくらいです。
高速太陽風は、前周期同様に
1週間くらい続くのではないでしょうか。


太陽は、2810黒点群が見えているだけです。
X線グラフは、特に変化はありません。

東端(左端)から活動的な領域が近づいています。
どのような領域でしょうか。




SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr


GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。