宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

Supported by NIT, Kagoshima College  
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:28)
太陽フレアは静かです。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
12/23 --- ---
12/22 --- ---
12/21 --- ---

黒点 12/23 (NOAA)
磁場 フレア
2794 1 α ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:15 542 +0.2
-2 h 548 -1.4
-4 h 548 +1.3
-6 h 553 +0.5
-8 h 538 -1.6
-10 h 536 +1.1
-12 h 535 +1.5

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
11:30 -13 -/ -
-2 h -4 -/ -
-4 h -14 -/ -
-6 h -10 -/ -
-8 h -1 -/ -
-10 h -3 -/ -
-12 h -6 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.5 4x10^1
12/23 0.7 2x10^2
12/22 0.7 3x10^2
12/21 0.7 1x10^2
12/20 0.7 2x10^2
12/19 0.7 3x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
地上磁場 (NICT)
Live!オーロラ (遊造)
昭和基地カメラ (NIPR)
TromsoLongyear...
Canada (CSA)

情報ページ
宇宙天気用語集
宇宙天気日報
宇宙天気臨時情報
NICT宇宙天気情報センター
Space Weather Prediction Center
これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2020/12/18 13:54 遅い太陽風が続いています。太陽は無黒点になるかもしれません。
2020/12/19 08:48 低速の太陽風が続いています。太陽は無黒点寸前です。
2020/12/20 14:31 太陽風は平均的な速度にもどっています。太陽は無黒点です。
2020/12/21 12:31 太陽の東端から新しい黒点が現れています。太陽風はやや低速です。
2020/12/22 12:57 高速太陽風が到来して、速度は560km/秒に高まっています。
最新のニュース

2020/12/23 12:28 更新
高速の太陽風が続いています。磁気圏も活動的です。

担当 篠原

太陽風は、540km/秒前後の高速の風が続いています。
磁場強度は、4〜6nTと平均的な状態です。
SDO衛星AIA193で太陽の北半球側に見えていた
コロナホールの影響が続いている様です。

磁場の南北成分は、弱い南寄りになっています。
磁気圏では活動が高まっていて、
AE指数では小中規模の変化が連続的に発生している様です。

SDO衛星AIA193を見ると、
コロナホールは西の端に近付いていて、
この後は影響が弱まりそうです。
高速の状態はどこまで続くでしょうか。


太陽は、南東(左下)の2794黒点群の左側に、
新しい黒点が現れています。
SDO衛星AIA131などの動画を見ると、
小さい活動を活発に起こしていて、
X線グラフにもBクラスの小さい変化が発生する様になっています。

今後、規模が大きくなる様なことはあるでしょうか。



SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr


GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




  宇宙天気ニュースは、
  鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。

このニュースについて、コメントなどがありましたら、
篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。