宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:02)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
10/10 --- ---
10/ 9 --- ---
10/ 8 --- ---

黒点 10/10 (NOAA)
磁場 フレア
2774 2 α ---
2775 2 β ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:55 294 -0.5
-2 h 298 -0.0
-4 h 303 +0.3
-6 h 304 +0.5
-8 h 307 +1.6
-10 h 316 +1.4
-12 h 311 +2.3

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
12:30 -14 -/ -
-2 h -7 -/ -
-4 h 0 -/ -
-6 h 3 -/ -
-8 h -1 -/ -
-10 h -3 -/ -
-12 h 0 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.5 2x10^2
10/10 0.7 8x10^2
10/ 9 0.7 8x10^2
10/ 8 0.7 3x10^3
10/ 7 0.7 3x10^3
10/ 6 0.7 3x10^4

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
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AIA193動画 (SDO)
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SUVI131 (GOES)
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2020/10/ 5 12:14 太陽風は低速になっています。9月の黒点相対数は 0.7 でした。
2020/10/ 6 13:29 太陽風磁場の強まりが到来して、磁気圏の活動も活発になりました。
2020/10/ 7 12:02 太陽風磁場の強まりは終わり、太陽風は低速の穏やかな状態です。
2020/10/ 8 12:08 太陽風の速度は少し上がって、平均的な状態です。太陽に新しい黒点が現れています。
2020/10/ 9 13:10 太陽風は低速になっています。太陽は、黒点が2か所に見えています。
最新のニュース

2020/10/10 13:02 更新
太陽風は300km/秒に下がっています。2つの黒点に群番号が付けられています。

担当 篠原

太陽風の速度は、320km/秒から300km/秒へ更に下がっています。
磁場強度は、3nT前後とやや弱い状態です。

磁場の南北成分は、概ね北寄りで推移しています。
速度が下がっていることもあり、磁気圏はとても穏やかで、
AE指数は全く変化がありません。

SDO衛星AIA193は、
淡いコロナホールが横に伸びているように見えますが、
この様子だと、穏やかな太陽風が続きそうです。


太陽は、南半球の黒点に、
2774群、2775群と番号が付けられました。
しかし、西側の2774群はほとんど見えなくなっています。
一方、2775群では、Aクラスの小さいフレアが発生しています。

SDO衛星AIA193では、
北半球の東端に明るい領域が見え始めています。
ここから新しい活動領域が姿を現しそうです。
黒点は見えるでしょうか。




SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr


GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。