宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

Supported by NIT, Kagoshima College  
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:41)
太陽フレアは静かです。
太陽風の速度が高くなっています。
磁気嵐がやや発達しています。
放射線帯電子が強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
9/30 --- ---
9/29 --- ---
9/28 --- ---

黒点  9/30 (NOAA)
磁場 フレア
なし --- --- ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:34 601 -2.6
-2 h 590 +0.3
-4 h 589 -1.8
-6 h 569 +0.3
-8 h 567 +0.1
-10 h 584 -0.2
-12 h 587 +0.8

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
12:30 -54 -/ -
-2 h -49 -/ -
-4 h -47 -/ -
-6 h -51 -/ -
-8 h -55 -/ -
-10 h -55 -/ -
-12 h -57 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.5 7x10^3
9/30 0.7 1x10^4
9/29 0.7 2x10^4
9/28 0.7 2x10^4
9/27 0.7 8x10^3
9/26 0.7 7x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
地上磁場 (NICT)
Live!オーロラ (遊造)
昭和基地カメラ (NIPR)
TromsoLongyear...
Canada (CSA)

情報ページ
宇宙天気用語集
宇宙天気日報
宇宙天気臨時情報
NICT宇宙天気情報センター
Space Weather Prediction Center
これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2020/ 9/25 13:31 太陽風の速度はやや下がっています。磁気圏の活動が高まりました。
2020/ 9/26 12:47 C1の小規模フレアが発生しました。太陽風は高速で、磁気圏の活動も高まっています。
2020/ 9/27 12:25 太陽風の速度は550km/秒に高まっています。磁気圏も活動的です。
2020/ 9/28 08:11 太陽風の速度は600km/秒へ高まっています。磁気圏の活動も活発です。
2020/ 9/29 12:15 600km/秒の高速太陽風が続いています。磁気圏の活動も高まっています。
最新のニュース

2020/ 9/30 12:41 更新
600km/秒の高速太陽風が続いています。太陽は無黒点です。

担当 篠原

太陽風は、600km/秒前後の高速の風が続いています。
磁場強度は、4nTと平均的な状態です。

27日周期の図を見ると、
前周期の太陽風は9月2日から速度が下がり始めていますが、
今回はそれを超えて600km/秒の状態が続いています。
SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真の
北西側(右上)に見えるコロナホールの影響が到来している様です。

そのコロナホールも西の端に近付き、
今後、影響は次第に弱まります。
どのくらいから速度は低下を始めるでしょうか。

太陽風磁場の南北成分は、0nT付近で変化する時間帯が長くなって、
時々、南向きに変化する程度になっています。
このため、磁気圏の活動は昨日よりも落ち着いていて、
AE指数は、500〜700nTの中規模の活動が度々発生する状態です。

この後、磁場強度が弱くなり、速度が低下を始めると、
磁気圏の活動も規模が小さくなっていくでしょう。


太陽は、南半球に見えていた小さい黒点は消えてしまい、
無黒点です。
X線グラフも変化はなく、太陽は穏やかです。




SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr


GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




  宇宙天気ニュースは、
  鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。

このニュースについて、コメントなどがありましたら、
篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。