宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:03)
太陽フレアは静かです。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気嵐がやや発達しています。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
7/ 6 --- ---
7/ 5 --- ---
7/ 4 --- ---

黒点  7/ 6 (NOAA)
磁場 フレア
2766 1 α ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
11:55 500 +1.5
-2 h 452 +1.8
-4 h 455 +3.2
-6 h 464 -5.1
-8 h 440 -2.1
-10 h 463 -1.2
-12 h 488 -0.7

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
11:30 -46 -/ -
-2 h -30 -/ -
-4 h -36 -/ -
-6 h -34 -/ -
-8 h -39 -/ -
-10 h -40 -/ -
-12 h -37 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.5 4x10^1
7/ 6 0.8 2x10^2
7/ 5 0.7 2x10^2
7/ 4 0.8 1x10^2
7/ 3 0.7 2x10^2
7/ 2 0.7 2x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2020/ 7/ 1 12:18 太陽の南東に小さい黒点が現れています。低速の太陽風が続いています。
2020/ 7/ 2 12:11 南東の黒点は小さいままです。6月の黒点数は 5.8 でした。
2020/ 7/ 3 14:05 太陽風はより低速になり、磁気圏も穏やかです。
2020/ 7/ 4 12:45 太陽風は低速の状態が続き、磁気圏も穏やかです。
2020/ 7/ 5 13:58 高速の太陽風が到来しています。太陽に小さい黒点が現れています。
最新のニュース

2020/ 7/ 6 12:03 更新
太陽風速度の高まりは続いています。黒点は小さくなっています。

担当 篠原

500km/秒に高まっていた太陽風の速度は、
今日未明に450km/秒へ少し下がりましたが、
グラフの最後で再び500km/秒に高まっています。
磁場強度は、5nT前後と平均的な状態です。

磁場の南北成分は、-5nT程度の南向きの変化があり、
AE指数に500〜800nTの中規模の変化が発生しています。
太陽風のグラフの最後では、
磁場は弱い北寄りになっていて、
この傾向が続くと、磁気圏は穏やかになるでしょう。

27日周期の図を見ると、
前周期の太陽風はもう3日ほど速度の高まりが続いています。
今回はどのくらいの期間になるでしょうか。


太陽では、2766黒点群の黒点は
昨日よりも小さくなっていて、
このまま消えてしまうかもしれません。

X線グラフに、
ゆっくりとした、強度の小さい高まりが起きています。
SDO衛星AIA193の画像を参照すると、
弱いフィラメント噴出か何かが起きている様です。
STEREO Ahead衛星の画像では、
淡いCME(コロナ質量放出)も飛び出しているようで、
3〜4日後くらいに影響がやって来るかもしれません。



SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr


GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。