宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

Supported by NIT, Kagoshima College  
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (14:19)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
6/27 --- ---
6/26 --- ---
6/25 --- ---

黒点  6/27 (NOAA)
磁場 フレア
なし --- --- ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
14:15 313 -1.5
-2 h 324 +1.6
-4 h 325 -2.5
-6 h 338 -5.2
-8 h 333 -4.4
-10 h 320 +3.0
-12 h 314 -2.6

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
13:30 -7 -/ -
-2 h -6 -/ -
-4 h -11 -/ -
-6 h -4 -/ -
-8 h -2 -/ -
-10 h 2 -/ -
-12 h 3 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.5 2x10^1
6/27 0.7 2x10^2
6/26 0.8 1x10^2
6/25 0.7 2x10^2
6/24 0.7 2x10^2
6/23 0.8 1x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
地上磁場 (NICT)
Live!オーロラ (遊造)
昭和基地カメラ (NIPR)
TromsoLongyear...
Canada (CSA)

情報ページ
宇宙天気用語集
宇宙天気日報
宇宙天気臨時情報
NICT宇宙天気情報センター
Space Weather Prediction Center
これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2020/ 6/22 12:00 太陽風は更に低速になっています。磁気圏も穏やかです。
2020/ 6/23 12:31 太陽風の速度は280km/秒へ下がっています。磁気圏も穏やかです。
2020/ 6/24 11:31 低速の太陽風が続いています。磁気圏も穏やかです。
2020/ 6/25 12:38 低速の太陽風が続き、磁気圏もとても穏やかです。
2020/ 6/26 12:43 太陽風は低速の状態が続き、磁気圏も穏やかです。
最新のニュース

2020/ 6/27 14:19 更新
太陽の西側の2か所に小さい黒点が現れています。太陽風は低速です。

担当 篠原

太陽の西側(右側)の2か所に小さい黒点が現れています。

ひとつは、西の端近くの北緯10度程度の低い所に、
昨日の昼過ぎくらいから見え始めました。
現在は小さくなって、
掲載の拡大写真ではほとんど見えなくなっています。
古い第24期の磁場の並びになっています。

もうひとつは南西側(右下)の南緯25度程度とやや高く、
磁場の並びは新しい第25期の順番です。
今朝くらいから見え始めて、
掲載の写真でも小さく黒い点が見えています。

10日ぶりの黒点の話題です。
X線グラフに特に変化はなく、活動は穏やかです。


太陽風の速度は、350km/秒から310km/秒へ下がり、
より低速の状態になっています。
磁場強度は、3nTから8nTへ少し高まって、
現在は3nTへ戻っています。

磁場が少し強まった頃に、
南北成分も南向きに少し強まりましたが、
AE指数に特に変化は見られず、磁気圏は穏やかに推移しています。




太陽の西端に現れた新しい黒点。SDO衛星の磁場と可視光写真。
(c) SDO (NASA)、作図:宇宙天気ニュース


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr



  宇宙天気ニュースは、
  鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。

このニュースについて、コメントなどがありましたら、
篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。