宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

Supported by NIT, Kagoshima College  
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:36)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
5/17 --- ---
5/16 --- ---
5/15 --- ---

黒点  5/17 (NOAA)
磁場 フレア
なし --- --- ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:25 307 +2.1
-2 h 313 +1.4
-4 h 316 +2.1
-6 h 307 +0.7
-8 h 314 +1.4
-10 h 313 +0.5
-12 h 312 -0.5

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
11:30 16 -/ -
-2 h 18 -/ -
-4 h 14 -/ -
-6 h 10 -/ -
-8 h 8 -/ -
-10 h 6 -/ -
-12 h 3 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.5 2x10^1
5/17 0.6 1x10^2
5/16 0.7 2x10^2
5/15 0.8 2x10^2
5/14 0.7 1x10^2
5/13 0.8 2x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
地上磁場 (NICT)
Live!オーロラ (遊造)
昭和基地カメラ (NIPR)
TromsoLongyear...
Canada (CSA)

情報ページ
宇宙天気用語集
宇宙天気日報
宇宙天気臨時情報
NICT宇宙天気情報センター
Space Weather Prediction Center
これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2020/ 5/12 12:00 低速の太陽風が続いています。磁気圏も穏やかです。
2020/ 5/13 12:55 310km/秒と低速の太陽風が続いています。磁気圏も穏やかです。
2020/ 5/14 12:50 太陽風は300km/秒と低速で、磁気圏も穏やかです。
2020/ 5/15 11:57 低速の太陽風が続いています。磁気圏もとても穏やかです。
2020/ 5/16 13:46 太陽風は低速で、磁気圏もとても穏やかです。
最新のニュース

2020/ 5/17 12:36 更新
太陽の東端から活動的な領域が2つ現れています。低速の太陽風が続いています。

担当 篠原

太陽の北東の端(左上)から、
注目していた新しい活動領域が現れ始めています。
SDO衛星の磁場写真では磁場の強まりが見えていて、
可視光写真でも白斑が見えている様です。
黒点があるかどうかはまだ分かりません。

SDO衛星AIA171による、この領域の動画を掲載します。
(さかのぼって見ると、この様な動画を掲載するのは1年ぶりです)
この領域の活動度はどの程度でしょうか。

ほとんど同時に、南東の端(左下)からも活動的な領域が現れていて、
はっきりとは分からないのですが、黒点が見えている様です。
STEREO Ahead衛星によると、
こちらは、昨日くらいから発生した様です。

X線グラフでは、昨日のA7.9以降特に変化はありません。
今後の推移に注目してください。


太陽風は、300〜320km/秒の低速の風が続いています。
磁場強度は、3nTから4nTに少し上がっています。

磁場の南北成分は、
グラフの前半は0nT付近で、後半は弱い北寄りに変わっています。
このため磁気圏は穏やかで、
AE指数は、小さい変化が見られる程度です。

SDO衛星AIA193の低緯度域は、
小さいコロナホールが見られる程度です。
穏やかな太陽風が続きそうです。



太陽の北東端から近付いてきた活動領域の様子。SDO衛星AIA171。
(c) SDO (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr



  宇宙天気ニュースは、
  鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。

このニュースについて、コメントなどがありましたら、
篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。