宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (10:14)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
3/21 --- ---
3/20 --- ---
3/19 --- ---

黒点  3/21 (NOAA)
磁場 フレア
なし --- --- ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
10:04 406 +1.3
-2 h 406 -1.1
-4 h 413 -3.8
-6 h 423 -2.6
-8 h 417 -2.2
-10 h 415 -2.3
-12 h 406 -0.9

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
09:30 -27 -/ -
-2 h -29 -/ -
-4 h -23 -/ -
-6 h -17 -/ -
-8 h -10 -/ -
-10 h -2 -/ -
-12 h -6 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.5 3x10^1
3/21 0.8 4x10^2
3/20 0.7 4x10^2
3/19 0.8 1x10^2
3/18 0.8 1x10^2
3/17 0.8 2x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
地上磁場 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
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情報ページ
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宇宙天気日報
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NICT宇宙天気情報センター
Space Weather Prediction Center
これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2020/ 3/16 12:58 太陽風は低速の風が続いています。
2020/ 3/17 12:35 太陽風は低速の状態が続いています。
2020/ 3/18 13:18 太陽風は平均的な状態です。太陽は無黒点が続いています。
2020/ 3/19 13:13 太陽風の速度は少し高くなっています。太陽に一時的に小さい黒点が現れました。
2020/ 3/20 09:46 太陽風は500km/秒の高速風になっています。
最新のニュース

2020/ 3/21 10:14 更新
太陽風の速度は平均的な状態に戻っています。

担当 篠原

昨日のニュース以降、太陽風の速度はゆっくりと低下して、
ちょうど400km/秒へ下がったところです。
太陽風速度の高まりは、今回は1日程度で終わりました。

太陽風の磁場強度は3nTから5nTへ少し上がり、
こちらも平均的な状態です。

磁場の南北成分は、グラフの後半で弱い南寄りになっています。
この影響で磁気圏の活動もやや高まって、
AE指数は500nT程度の小規模の活動がしばらく続いています。

この活動の中に含まれる、
世界時20日20時半頃の昭和基地のオーロラの様子を紹介します。
AE指数のグラフが500nTに小さく高まった頃の変化です。
昨日春分を迎えて、オーロラの季節は南半球に移って行きます。

SDO衛星AIA193では、
南極のコロナホールが低緯度側に迫り出しています。
緯度は高いのですが、この後の太陽風に影響が見られるでしょうか。


太陽は無黒点です。
活動も特に見られません。



南極・昭和基地の全天カメラで、世界時20日20時半頃に撮影されたオーロラ。
(c) 国立極地研究所、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr


GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。