宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:37)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
11/13 --- ---
11/12 --- ---
11/11 --- ---

黒点 11/13 (NOAA)
磁場 フレア
なし --- --- ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:26 335 +2.5
-2 h 334 +1.6
-4 h 321 +3.3
-6 h 338 +5.3
-8 h 336 +6.4
-10 h 347 +7.2
-12 h 337 +5.7

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
11:30 1 -/ -
-2 h 1 -/ -
-4 h -3 -/ -
-6 h -3 -/ -
-8 h -4 -/ -
-10 h 4 -/ -
-12 h 4 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.3 3x10^1
11/13 0.8 6x10^1
11/12 0.6 7x10^2
11/11 0.7 9x10^2
11/10 0.6 1x10^3
11/ 9 0.7 1x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
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太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
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衛星電子 (GOES)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2019/11/ 8 12:27 太陽風は低速になっています。磁気圏も穏やかです。
2019/11/ 9 10:29 低速の太陽風が続いています。磁気圏も穏やかです。
2019/11/10 09:45 低速の太陽風が続き、磁気圏も穏やかです。
2019/11/11 12:24 太陽風は300km/秒に下がっています。無黒点が続いています。
2019/11/12 12:31 太陽風の磁場がやや強まっています。水星の太陽面通過が起きました。
最新のニュース

2019/11/13 12:37 更新
太陽に新しい黒点が現れています。太陽風は低速で、磁気圏も穏やかです。

担当 篠原

太陽の南東の端(左下)から、新しい黒点が現れました。
今朝のNOAAの報告書では、まだ群番号は付けられていません。

太陽の端に近いため、
磁場写真を見ても極性の並びはよく分かりません。
現れた緯度が南緯23度くらいと高めなので、
新しい第25活動周期の黒点ではないでしょうか。

SDO衛星AIA193の動画を参照すると、
小さい活動が起きている様子が分かります。
この後どの様に推移するでしょうか。


太陽風は、350km/秒と低速の状態で安定しています。
磁場強度は少しずつ下がって、
7nTと平均的な値に戻りつつあります。

磁場の南北成分は、北向きの傾向が続いています。
磁気圏はとても静かで、AE指数は変化のない状態です。

SDO衛星AIA193では、
南半球を縦に伸びるコロナホールが、太陽の中央線に達しています。
前周期はこの領域の影響は特に見られなかったのですが、
今回はどうでしょうか。
3〜4日後くらいの太陽風の変化に注目してください。



SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr

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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。