宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:27)
太陽フレアは静かです。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏は静かです。
放射線帯電子がやや強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
9/10 --- ---
9/ 9 --- ---
9/ 8 --- ---

黒点  9/10 (NOAA)
磁場 フレア
なし --- --- ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:11 505 -1.0
-2 h 500 +0.1
-4 h 461 -0.4
-6 h 476 -1.6
-8 h 485 +0.0
-10 h 494 -0.3
-12 h 501 -3.3

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
12:30 -25 -/ -
-2 h -23 -/ -
-4 h -26 -/ -
-6 h -23 -/ -
-8 h -27 -/ -
-10 h -25 -/ -
-12 h -24 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.3 4x10^3
9/10 0.6 9x10^3
9/ 9 0.6 2x10^4
9/ 8 0.7 2x10^4
9/ 7 0.5 2x10^4
9/ 6 0.6 1x10^4

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
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EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
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太陽風 7日 (ACE)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2019/ 9/ 5 12:54 太陽風は540km/秒と高速の状態です。イエローナイフのオーロラをどうぞ。
2019/ 9/ 6 13:56 500km/秒前後の高速太陽風が続いています。8月の黒点数は 0.7 でした。
2019/ 9/ 7 11:17 太陽風は速度が少し下がって、やや高速の状態です。
2019/ 9/ 8 11:39 太陽風は平均的な状態に戻りました。太陽は無黒点です。
2019/ 9/ 9 12:46 太陽風は平均的な状態です。イエローナイフのオーロラをどうぞ。
最新のニュース

2019/ 9/10 13:27 更新
太陽風の速度は500km/秒に高まっています。イエローナイフのオーロラをどうぞ。

担当 篠原

昨日に続いて、高坂雄一さんよりお送りいただいた、
カナダ・イエローナイフで現地6日の夜(世界時7日午前)に撮影された
オーロラの写真を紹介します。

前日と違って、この日の太陽風は速度が400km/秒台後半に下がり、
AE指数の変化も300〜500nTと一段弱くなっていました。
高坂さんも、磁気圏の活動度が下がっていることを把握していて、
オーロラの変化には期待していなかったそうですが、
実際にはピンクの発色がとても多く、
頭上で何度もグルグルと回り続けていたそうです。

高いところの赤色や、緑の下のピンクなど、
彩りの鮮やかなオーロラです。
指数を参考にしながらも、実際に空を見ることが大切なのですね。
美しい写真をありがとうございます。



昨日、420km/秒と平均的な速さになっていた太陽風の速度は、
ニュースの後に再び高まり、520km/秒の高速風になりました。
その後、今朝にかけて460km/秒へ下がって行ったのですが、
グラフの最後でまた500km/秒に戻っています。
前周期も400km秒台後半を推移していたのですが、
その高まりが今回も続いている様です。

AE指数は、瞬間的に1000nTに達する変化など、
500nTを超える変化が繰り返し発生しています。
磁気圏活動の高まりは続いている様です。

前周期の太陽風は、もう2日ほど400km/秒台を保って、
その後300km/秒台に下がっています。
今回も同様の変化になるのでしょうか。


太陽は無黒点で、穏やかな状態が続いています。


放射線帯の高エネルギー電子は、少し下がって、
2つの衛星とも1万に届かなくなっています。



カナダ・イエローナイフで、現地6日夜(世界時7日午前)に撮影されたオーロラ。
(c) 高坂雄一氏


カナダ・イエローナイフで、現地6日夜(世界時7日午前)に撮影されたオーロラ。
(c) 高坂雄一氏


カナダ・イエローナイフで、現地6日夜(世界時7日午前)に撮影されたオーロラ。
(c) 高坂雄一氏


カナダ・イエローナイフで、現地6日夜(世界時7日午前)に撮影されたオーロラ。
(c) 高坂雄一氏


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。