宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:46)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
放射線帯電子が強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
9/ 9 --- ---
9/ 8 --- ---
9/ 7 --- ---

黒点  9/ 9 (NOAA)
磁場 フレア
なし --- --- ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:36 433 -2.1
-2 h 405 +0.1
-4 h 410 -3.9
-6 h 408 -3.6
-8 h 432 -4.5
-10 h 437 -1.2
-12 h 454 -2.0

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
12:30 -36 -/ -
-2 h -33 -/ -
-4 h -26 -/ -
-6 h -24 -/ -
-8 h -20 -/ -
-10 h -22 -/ -
-12 h -26 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 5x10^3
9/ 9 0.5 2x10^4
9/ 8 0.7 2x10^4
9/ 7 0.5 2x10^4
9/ 6 0.6 1x10^4
9/ 5 0.9 1x10^5

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
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EIT284 (SOHO)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2019/ 9/ 4 14:05 高速太陽風は続いていますが、速度はゆっくりと下がっています。ニュージーランドのオーロラをどうぞ。
2019/ 9/ 5 12:54 太陽風は540km/秒と高速の状態です。イエローナイフのオーロラをどうぞ。
2019/ 9/ 6 13:56 500km/秒前後の高速太陽風が続いています。8月の黒点数は 0.7 でした。
2019/ 9/ 7 11:17 太陽風は速度が少し下がって、やや高速の状態です。
2019/ 9/ 8 11:39 太陽風は平均的な状態に戻りました。太陽は無黒点です。
最新のニュース

2019/ 9/ 9 12:46 更新
太陽風は平均的な状態です。イエローナイフのオーロラをどうぞ。

担当 篠原

高坂雄一さんより、カナダ・イエローナイフで、
現地5日の夜(世界時6日午前)に撮影されたオーロラの写真をいただきました。

500km/秒を割りかけていた太陽風の速度が、550km/秒に再び高まり、
磁場も南寄りに変化して、
AE指数で800nT程度の中規模の変化が起きていた頃です。
現地では、雲が速いスピードで行き来していたものの、
とても活発なオーロラを見ることができたそうで、
観測していた22時から3時までの時間が
すぐ経過したように感じられたそうです。

写真は、6日にすぐ送って下さっていたのですが、
出張で鹿児島を離れていたので、紹介できるのが今日になってしまいました。
撮影されている方たちの様子がとてもうらやましいです。
どうもありがとうございます。



太陽風は、420km/秒前後と平均的な速さが続いています。
磁場強度も、5nT前後と平均的です。

磁場の南北成分は、南寄りの傾向が続いています。
磁気圏も活動的になっていて、
AE指数は、500nT程度の中規模の変化が連続的に発生しています。

27日周期の図で前周期の太陽風を見ると、
もう3日ほどは400km/秒をやや超えるくらいの速度が続き、
その後、400km/秒を割る様に変わっています。
変化としては小さいものですが、今回はどの様に推移するでしょうか。


太陽は無黒点です。


放射線帯の高エネルギー電子は、少し減少して、
1万に達したのは、GOES15の青線だけになっています。



カナダ・イエローナイフで、現地5日夜(世界時6日午前)に撮影されたオーロラ。
(c) 高坂雄一氏


カナダ・イエローナイフで、現地5日夜(世界時6日午前)に撮影されたオーロラ。
(c) 高坂雄一氏


カナダ・イエローナイフで、現地5日夜(世界時6日午前)に撮影されたオーロラ。
(c) 高坂雄一氏


カナダ・イエローナイフで、現地5日夜(世界時6日午前)に撮影されたオーロラ。
(c) 高坂雄一氏


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。