宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

Supported by KNCT  
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:50)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
5/ 9 --- ---
5/ 8 --- ---
5/ 7 --- ---

黒点  5/ 9 (NOAA)
磁場 フレア
2740 3 β C1
2741 1 α ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:41 309 +0.9
-2 h 306 +1.0
-4 h 310 +0.9
-6 h 315 -0.1
-8 h 316 +1.2
-10 h 322 +1.6
-12 h 321 +1.1

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
12:30 11 -/ -
-2 h 12 -/ -
-4 h 6 -/ -
-6 h 11 -/ -
-8 h 13 -/ -
-10 h 9 -/ -
-12 h 8 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 2x10^2
5/ 9 0.4 9x10^2
5/ 8 0.5 1x10^3
5/ 7 0.4 8x10^2
5/ 6 0.5 1x10^3
5/ 5 0.6 9x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
地上磁場 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
Live!オーロラ (遊造)
昭和基地カメラ (NIPR)
TromsoLongyear...
Canada (CSA)

情報ページ
宇宙天気用語集
宇宙天気日報
宇宙天気臨時情報
NICT宇宙天気情報センター
Space Weather Prediction Center
これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2019/ 5/ 4 09:25 太陽の東端から黒点が現れました。この向こう側にかけて、活動的な領域が広がっています。
2019/ 5/ 5 13:00 新しく現れた2740黒点群でフレアの活動が続いています。
2019/ 5/ 6 13:41 2740黒点群で小さい活動が続いています。太陽風はやや低速です。
2019/ 5/ 7 14:02 C9.9など小規模フレアの発生が続いています。
2019/ 5/ 8 12:30 2740黒点群の活動は続いています。太陽風は低速です。
最新のニュース

2019/ 5/ 9 12:50 更新
フレアは少なくなっています。太陽風は更に低速になっています。

担当 篠原

2740黒点群、2741黒点群は、
可視光写真の見え方にあまり変化はありませんが、
X線グラフの変化はだいぶ少なくなっています。
昨日の昼、8日12時(世界時8日3時)頃に、
Bクラスの長時間型の高まりが発生した程度です。

この活動では、CME(太陽ガスの放出現象)も噴出していて、
SOHO衛星のLASCO C2、C3によると、
太陽の左に向かってガスが飛び出しています。
地球に対して横向きなので、影響はないでしょう。

2つ黒点群は、このまま静かになっていくのでしょうか。
引き続き注目してください。


太陽風は、速度が310km/秒へ下がり、
更に低速になっています。
磁場強度も、2nTと弱くなっています。

磁場の南北成分は、
振れ幅も小さいですが、北寄りの傾向です。
速度の低下もあり、磁気圏はとても穏やかになっています。
AE指数は、全く変化が見られません。





2740(右)、2741(左)黒点群の拡大写真。SDO衛星。
(c) SDO (NASA)、作図:宇宙天気ニュース


2741黒点群付近から太陽の左に向かって噴出するCME。SOHO衛星LASCO C2、C3。
(c) SOHO (ESA & NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr

  宇宙天気ニュースは、
  鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。

このニュースについて、コメントなどがありましたら、
篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。