宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:37)
太陽フレアは静かです。
太陽風の速度が高くなっています。
磁気圏は静かです。
放射線帯電子が非常に強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
11/14 --- ---
11/13 --- ---
11/12 --- ---

黒点 11/14 (NOAA)
磁場 フレア
2608 1 α ---
2609 4 β ---
2610 3 β ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:25 609 +1.0
-2 h 636 +1.8
-4 h 653 +2.9
-6 h 636 +2.2
-8 h 655 -3.4
-10 h 655 +1.4
-12 h 686 +3.9

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
13:30 0 -/ -
-2 h 0 -/ -
-4 h 0 -/ -
-6 h 0 -/ -
-8 h 0 -/ -
-10 h 0 -/ -
-12 h 0 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 1x10^4
11/14 0.4 3x10^4
11/13 0.4 8x10^3
11/12 0.4 4x10^1
11/11 0.4 1x10^3
11/10 0.4 8x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
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Dst (京都大学)
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シベリア磁場 (NICT)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2016/11/ 9 12:56 太陽風の速度は、280km/秒まで下がっています。太陽は無黒点です。
2016/11/10 12:39 太陽風の弱い乱れが到来して、磁気圏の活動を少し高めました。
2016/11/11 13:39 太陽風磁場が南向きに強まり、磁気圏の活動が高まりました。高速太陽風が始まりそうです。
2016/11/12 13:48 太陽風はやや高速の状態が続いています。
2016/11/13 13:18 太陽風は700km/秒の高速風になっています。磁気圏の活動もやや高まっています。
最新のニュース

2016/11/14 13:37 更新
高速の太陽風は続いていますが、速度は600km/秒に下がっています。

担当 篠原

700km/秒に達していた高速の太陽風は、
昨日の午後からゆっくりと速度の低下が始まり、
現在は、ちょうど600km/秒まで下がったところです。

依然、速度としてはかなり高い状態ですが、
高速太陽風のピークは越えたようです。

太陽風の磁場強度は、5nTと平均的な状態です。
南北成分は、0nTをはさんで南北に小さく振れています。
AE指数のグラフは、
800〜1000nTの大きな変化が3回ほど発生していますが、
その他の時間帯は、小さい変化に留まっています。

27日周期の図の前周期を見ると、
高速太陽風は、10月19日まで続いています。
今回も同様と考えると、もう2日程度となりそうです。
SDO衛星AIA193では、
今回の高速風をもたらしたコロナホールは、
太陽の西の端に近づいてしまい、分かりにくくなっています。


太陽は、2609黒点群と2610黒点群が見えています。
X線グラフは、小さい変化が見られる程度で、
太陽は穏やかな状態が続いています。

Cクラスに達するフレアは、
10月17日のC4.2以降発生しておらず
(このフレアは、掲載の27日周期の図に見えています)、
そろそろ1か月が過ぎようとしています。




SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。