宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:39)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
放射線帯電子がやや強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
11/ 5 --- ---
11/ 4 --- ---
11/ 3 --- ---

黒点 11/ 5 (NOAA)
磁場 フレア
2605 4 β ---
2606 1 α ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:34 359 -0.2
-2 h 364 -0.5
-4 h 364 +0.3
-6 h 360 +0.2
-8 h 361 +1.4
-10 h 375 +0.8
-12 h 379 +2.5

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
13:30 0 -/ -
-2 h 0 -/ -
-4 h 0 -/ -
-6 h 0 -/ -
-8 h 0 -/ -
-10 h 0 -/ -
-12 h 0 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 2x10^3
11/ 5 0.4 4x10^3
11/ 4 0.3 2x10^4
11/ 3 0.3 9x10^3
11/ 2 0.3 2x10^4
11/ 1 0.4 5x10^4

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
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太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
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AE指数 (京都大学)
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シベリア磁場 (NICT)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2016/10/31 13:56 高速太陽風の速度は550km/秒に下がってきました。
2016/11/ 1 12:01 高速の太陽風は終わりに近づいています。
2016/11/ 2 12:49 太陽風は平均的な状態にほぼ戻っています。
2016/11/ 3 13:58 太陽風磁場が南向きにやや強まって、磁気圏の活動を高めています。
2016/11/ 4 12:59 太陽風磁場が南に振れ続け、磁気圏の活動を高めました。ニュージーランドのオーロラをどうぞ。
最新のニュース

2016/11/ 5 13:39 更新
太陽風は低速になり、磁気圏も静穏です。

担当 篠原

太陽風の速度は、400km/秒台を割り、
360km/秒へ下がって低速の風になっています。
磁場強度は、5nTと平均的な値で安定しています。

磁場の南北成分は、北寄りに傾向が変わっています。
このため、磁気圏の活動は穏やかになっているようですが、
AE指数のグラフは、データエラーがあるようで、
太いままになっています。

SDO衛星AIA193の太陽写真の中央部には、
コロナホールの広がりは見られず、
しばらく穏やかな太陽風になりそうです。
一方、東端を見ると、南半球側からコロナホールが姿を現しています。
この領域は、27日周期の図の前周期、
10月15日に始まった高速太陽風をもたらしています。
タイミングがこのままであれば、今回は11月11日頃になりそうです。


太陽は、2605黒点群の近くで、小さい爆発が発生しています。
SDO衛星AIA193による動画を掲載します。
X線グラフの変化は、Bクラスと小さいのですが、
動画の様子から、4〜5日後くらいの太陽風に、
磁場の強まりが流れてくるかもしれません。
その時、南向きに磁場が強まると、磁気圏の活動も強まります。

黒点は、2605群と2606群が見えています。




2605黒点群付近で小さい爆発が発生しています。SDO衛星AIA193。
(c) SDO(NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。