宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (14:17)
太陽フレアは静かです。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏は静かです。
放射線帯電子がやや強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
10/16 --- ---
10/15 --- ---
10/14 05:40 C1.3

黒点 10/16 (NOAA)
磁場 フレア
2599 1 α ---
2600 1 α ---
2602 3 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
14:07 522 +2.0
-2 h 505 +2.9
-4 h 509 -0.9
-6 h 522 +2.3
-8 h 536 +0.9
-10 h 510 +1.4
-12 h 519 +4.3

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
14:30 0 -/ -
-2 h 0 -/ -
-4 h 0 -/ -
-6 h 0 -/ -
-8 h 0 -/ -
-10 h 0 -/ -
-12 h 0 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 3x10^3
10/16 0.4 9x10^3
10/15 0.4 5x10^3
10/14 0.6 2x10^3
10/13 0.4 1x10^3
10/12 0.5 1x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2016/10/11 13:23 太陽風は平均的な速さに戻っています。フィンランドのオーロラをどうぞ。
2016/10/12 13:11 太陽風は平均的な状態が続いています。9月の黒点相対数は 44.7 でした。
2016/10/13 12:23 太陽風の弱い乱れが到来しました。磁気圏は静穏です。
2016/10/14 13:11 太陽風磁場が強まって南向きに振れ、磁気圏の活動が激しくなりました。
2016/10/15 11:12 太陽風の磁場強度は下がり、CMEによる乱れは終わっています。
最新のニュース

2016/10/16 14:17 更新
太陽風は500km/秒の高速風になっています。磁気圏もやや活動的です。

担当 篠原

太陽風の速度は、500km/秒に上昇して、
高速風が始まっています。
磁場強度も、8〜10nTとやや強まった状態です。

太陽風磁場の南北成分は、比較的北寄りの傾向で、
南向きにも時々変化しています。
太陽風は高まっていますが、
磁気圏の活動は小規模に留まっているようで、
AE指数は、300nT前後の変化が目立っています。

SDO衛星AIA193では、
コロナホールが西半球に進んでいます。
ちょうど、地球に影響が及び始める目安の位置です。
磁場強度も高まっているので、
引き続き、太陽風の変化に注目してください。


一昨日、14日夜の現象ですが、
太陽の西の端からCMEが2回、
14日19時(世界時14日10時)と、
15日1時(世界時14日16時)頃に噴出しています。
SOHO衛星LASCO C2、C3では、1回目のCMEの後から、
追いかけるように2回目のガスが噴出しているようすが
よく見えています。

2つめのCMEに関係するフレアが、
太陽の東端で、15日0時(世界時14日15時)頃に、
SDO衛星AIA193で観測されています。
1つめのCMEも、その前のガスの動きとして見えている様です。

どちらも、地球からは横方向に噴出しているので、
影響はありません。
きれいなCMEだったので、掲載しました。


現在の太陽は穏やかで、X線グラフはほとんど変化してません。




14日19時(世界時14日10時)と15日1時(世界時14日16時)に発生したCME。SOHO衛星LASCO C2、C3。
(c) SOHO (ESA & NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース)


太陽の東端で15日0時(世界時14日15時)にフレアが発生している。SDO衛星AIA193。
(c) SDO(NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。