宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:19)
太陽フレアは静かです。
太陽風の速度が高くなっています。
磁気圏の最新データがありません。
放射線帯電子が非常に強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
9/29 --- ---
9/28 --- ---
9/27 --- ---

黒点  9/29 (NOAA)
磁場 フレア
2597 10 β C1

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
07:12 675 +1.3
-2 h 687 -2.4
-4 h 686 -2.7
-6 h 676 -0.0
-8 h 634 -1.5
-10 h - -
-12 h - -

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
12:30 - -/ -
-2 h - -/ -
-4 h 0 -/ -
-6 h 0 -/ -
-8 h 0 -/ -
-10 h 0 -/ -
-12 h 0 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 2x10^4
9/29 0.3 5x10^4
9/28 0.3 2x10^4
9/27 0.4 1x10^3
9/26 0.5 2x10^2
9/25 0.4 5x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
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AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
地上磁場 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2016/ 9/24 09:11 太陽風の速度はやや低速になっています。太陽は穏やかです。
2016/ 9/25 14:41 太陽風は350km/秒と低速です。磁場が南寄りになり、磁気圏の活動が少し高まっています。
2016/ 9/26 13:38 太陽風磁場が強まり、磁気圏の活動も高まっています。
2016/ 9/27 13:01 太陽風磁場の南向きは続き、磁気圏の活動も続いています。
2016/ 9/28 12:51 太陽風の速度は700km/秒近くに高まっています。磁気圏の活動も活発です。
最新のニュース

2016/ 9/29 12:19 更新
高速の太陽風は続き、磁気圏活動も活発に続いています。

担当 篠原

太陽風の速度は、昨日のニュースの後、
一旦、600km/秒近くに下がりましたが、
昨夜、再び上昇して680km/秒に戻り、
そのままかなり高い速度で推移しています。
磁場強度は、6nT前後と概ね平均的な状態です。

磁場の南北成分は、
南寄りの傾向で小刻みに変化しています。
速度が高まっていることも重なって、
磁気圏の活動はかなり活発化しています。

AE指数のグラフは、1000〜1500nTの大きな変化が、
半日ほど連続的に発生しています。

その途中の、世界時28日18時半頃のオーロラの様子を、
南極昭和基地の全天カメラの動画で紹介します。
4日連続になりますが、昨夜に学内LANが回復したので、
今日は動画のファイルサイズを大きめに作っています。

ダウンロードに時間がかかる場合は申し訳ありません。
南極の夜空をじっくりとご覧下さい。


SDO衛星AIA193では、
コロナホールは、太陽の中心から左右に大きく広がっています。
現在も速度の高い太陽風は、地球の方向に吹き出しています。
前周期と同様に、高速風はこの後も続きます。


太陽は、2597黒点群が西の端に近づいています。
東から新しい黒点の出現はなく、無黒点になるのでしょうか。


放射線帯の高エネルギー電子は、更に上昇しています。
GOES15(青線)は、50,000近くに達し、
GOES13(赤線)も、10,000を超えています。



南極の昭和基地で、世界時28日18時半に撮影されたオーロラ。
(c) 国立極地研究所、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。