宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (11:08)
今日、C2.2の小規模フレアが発生しました。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
9/ 1 05:10 C2.2
8/31 03:22 C2.7
8/30 23:08 C2.0

黒点  9/ 1 (NOAA)
磁場 フレア
2580 6 β ---
2581 9 β ---
2583 6 β C2
2584 7 β ---
2585 13 β C2

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
07:11 440 -2.8
-2 h 419 -2.0
-4 h 409 -1.2
-6 h 412 +0.9
-8 h 426 +2.3
-10 h - -
-12 h - -

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
11:30 0 -/ -
-2 h 0 -/ -
-4 h 0 -/ -
-6 h 0 -/ -
-8 h 0 -/ -
-10 h 0 -/ -
-12 h 0 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 1x10^2
9/ 1 0.3 3x10^2
8/31 0.4 2x10^2
8/30 0.4 1x10^3
8/29 0.4 6x10^3
8/28 0.3 5x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
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STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (ACE)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2016/ 8/27 12:04 太陽風は平均的な速さに戻りました。太陽は穏やかです。
2016/ 8/28 14:09 太陽風は平均的な状態です。明日くらいから速度が高まるかもしれません。
2016/ 8/29 07:34 太陽風はやや低速で、穏やかです。太陽に新しい黒点が出現しています。
2016/ 8/30 13:52 太陽風は低速風です。カナダのオーロラをどうぞ。
2016/ 8/31 12:51 太陽風はやや高速になっています。磁気圏も活動的です。
最新のニュース

2016/ 9/ 1 11:08 更新
太陽風はやや強まった状態が続いています。今後、一段と高まりそうです。

担当 篠原

昨日、太陽の東端に現れた黒点は、
北は2585群、南は2584群と番号がつけられてました。
そして、今日も中央部に新しい黒点が現れています。

2585群は、全体が見えるようになっています。
昨日は、C1.1、C2.2と小規模フレアが2回起きた程度で、
それほど活発な様子は見られません。


太陽風は、速度は440km/秒、磁場強度は7nTと、
少し高まりが残ったまま推移しています。

磁場の南北成分は、北寄りから南寄りにゆっくりと変化しています。
このため、AE指数は前半は静かですが、
後半に300〜600nTの中規模の変化が発生しています。

SDO衛星AIA193の太陽写真を見ると、
北半球のコロナホールが西に進んで、
影響が及び始める目安の位置に達しつつあります。
これから、太陽風は再び高まりそうです。

27日周期の図を見ると、
前周期の太陽風の速度は、650km/秒に達しています。
今回も同じくらいの乱れが到来するかもしれません。




今日から9月4日にかけて、愛媛県新居浜市で
「高専スペースキャンプ」という高専生向けの研修会を行います。
初心者向けのモデルロケット、缶サットの製作講習会や、
各校で製作してきたモデルロケットの打ち上げ、
缶サットの投下実験などを行います。

鹿児島高専物理部チームは、
モデルロケット1機、缶サット3機を携えて、
新居浜に向かっているところです(そろそろ広島です)。

このため、日曜日にかけて更新時刻が不安定になります。




SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr

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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。