宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (07:34)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
放射線帯電子がやや強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
8/29 --- ---
8/28 --- ---
8/27 --- ---

黒点  8/28 (NOAA)
磁場 フレア
2580 1 α ---
2581 17 β ---
2582 4 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
07:18 374 +1.2
-2 h 373 +2.6
-4 h 362 +2.1
-6 h 369 +2.6
-8 h 376 +1.0
-10 h 377 -0.4
-12 h 381 -2.0

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
07:30 0 -/ -
-2 h 0 -/ -
-4 h 0 -/ -
-6 h 0 -/ -
-8 h 0 -/ -
-10 h 0 -/ -
-12 h 0 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 5x10^3
8/29 0.3 6x10^3
8/28 0.3 5x10^3
8/27 0.4 3x10^3
8/26 0.4 5x10^3
8/25 0.4 9x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
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衛星電子 (GOES)
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AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2016/ 8/24 12:35 太陽風の速度が500km/秒に高まり、磁気圏の活動も強まっています。
2016/ 8/25 13:10 500km/秒台の高速太陽風が続いています。カナダのオーロラをどうぞ。
2016/ 8/26 11:57 太陽風は高速風が続いています。磁気圏の活動も続いています。
2016/ 8/27 12:04 太陽風は平均的な速さに戻りました。太陽は穏やかです。
2016/ 8/28 14:09 太陽風は平均的な状態です。明日くらいから速度が高まるかもしれません。
最新のニュース

2016/ 8/29 07:34 更新
太陽風はやや低速で、穏やかです。太陽に新しい黒点が出現しています。

担当 篠原

太陽風は、370km/秒とやや低速になっています。
磁場強度は、4nTに少し下がり、
更に、今朝に入って、2nTまで弱まっています。
太陽風磁場の大まかな方向が切り替わる、
セクター境界に近づいているためかもしれません。

穏やかな太陽風が続いています。
27日周期の図を見ると、
前周期は、ちょうど今日に相当する8月2日から
太陽風の変化が始まっています。
磁場強度が強まり、速度も上昇を始めています。

この時は、ちょうどセクターの切り替わりも起きていて、
これらの変化が今回どのように回帰するのか、
今後の太陽風の変化に注目してください。

現在の磁気圏は、概ね静穏で、
AE指数のグラフは、
小規模の変化が1回起きている程度です。


太陽は、西の2582黒点群のすぐ上に、
新しい黒点が発生しています。
新しい群番号になるのではないかと思います。

X線グラフの最後に増えている小さい変化は、
この新しい領域で起きています。
Cクラスに達するかどうかというフレアも起きていて、
更に発達するかどうか注目してください。




今日は、鹿児島市の市立科学館で、
「鹿児島高専の日」という学校の紹介イベントを行います。
私も、発泡入浴剤を使ったロケット作りを行います。
このため、今日はかなり早い時間に更新をしています。



SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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このニュースについて、コメントなどがありましたら、
篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。