宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:15)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
7/ 2 --- ---
7/ 1 --- ---
6/30 --- ---

黒点  7/ 2 (NOAA)
磁場 フレア
なし --- --- ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:06 371 -0.7
-2 h 389 -1.3
-4 h 375 +1.0
-6 h 378 +0.5
-8 h 393 +0.9
-10 h 381 +1.2
-12 h 393 +0.3

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
13:30 -13 -/ -
-2 h -9 -/ -
-4 h -9 -/ -
-6 h -10 -/ -
-8 h -10 -/ -
-10 h -12 -/ -
-12 h -14 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 2x10^2
7/ 2 0.3 7x10^2
7/ 1 0.3 5x10^3
6/30 0.4 4x10^3
6/29 0.5 6x10^3
6/28 0.4 5x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
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AE指数 (京都大学)
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2016/ 6/27 12:22 無黒点は続いています。金星の外合の動画を紹介します。
2016/ 6/28 12:01 480km/秒と高速の太陽風は続いています。
2016/ 6/29 12:30 太陽は無黒点です。太陽風は平均的な状態に戻りました。
2016/ 6/30 10:59 太陽はとても穏やかです。太陽風は低速になっています。
2016/ 7/ 1 13:32 太陽は無黒点です。太陽風は平均的な速度に戻っています。
最新のニュース

2016/ 7/ 2 13:15 更新
6月の黒点相対数は、20.9 と大きく下がっています。

担当 篠原

6月の黒点相対数は、20.9 とWDC-SILSOより発表されました。
5月は、52.1 だったので、一気に半分以下に下がっています。
黒点相対数が 20 まで下がったのは、
2010年6月の18.8以来で、6年ぶりのことです。

ただし、これは第24期の始まりの頃の値です。
今回の様に周期の後半で初めて20に下がったのは、
前周期の第23期では、2006年1月のことです。
この時も 20.9 と偶然ですが今回と同じ値になっています。

黒点が見えなかった日、黒点相対数が0になっていた日数は、
6月は9日に達しています。
そもそも、黒点相対数が0になったのも、
2014年7月以来、2年ぶりのことだったのですが、
それ以降、0の日が一気に増加しています。

今日の太陽も、黒点は見えない状態が続いています。
今後、太陽活動がどのように推移していくのか、
長い目でゆっくりと注目して下さい。


GOES衛星のX線グラフは、今日も変化はなく、
太陽はとても穏やかです。


太陽風は、速度が400km/秒から370km/秒へ下がり、
やや低速の状態になっています。
磁場強度は、4〜5nTと平均的な値です。

27日周期の図の前周期のグラフでは、
今日あたりから太陽風の高まりが始まっていたのですが、
今回は今のところ穏やかです。
この後、変化がやって来るのかどうか、
明日にかけて太陽風のデータに注目して下さい。

AE指数は、前半は小規模の変化が起きていますが、
中盤以降は静かになっています。
太陽風が落ち着いているので、
磁気圏も穏やかに推移しています。




太陽黒点相対数の長期変化。6月の黒点相対数は20.9でした。
(c) 黒点データ:WDC-SILSO、作図:宇宙天気ニュース


1970年以降の太陽黒点相対数の長期変化。
(c) 黒点データ:WDC-SILSO、作図:宇宙天気ニュース


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr

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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。