宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (09:12)
今日、C1.9の小規模フレアが発生しました。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
5/ 8 02:04 C1.9
5/ 7 --- ---
5/ 6 --- ---

黒点  5/ 7 (NOAA)
磁場 フレア
2536 1 α ---
2539 2 α ---
2541 10 β C2
2542 3 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
08:59 461 +2.7
-2 h 457 +2.5
-4 h 461 -0.6
-6 h 451 +0.6
-8 h 424 -1.0
-10 h 431 -0.8
-12 h 435 +3.1

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
09:30 -14 -/ -
-2 h -16 -/ -
-4 h -16 -/ -
-6 h -15 -/ -
-8 h -19 -/ -
-10 h -13 -/ -
-12 h -17 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 4x10^2
5/ 8 0.3 5x10^2
5/ 7 0.3 7x10^3
5/ 6 0.3 9x10^3
5/ 5 0.4 2x10^4
5/ 4 0.3 2x10^4

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2016/ 5/ 3 10:55 太陽風の速度は550km/秒に上がっています。ニュージーランドのオーロラをどうぞ。
2016/ 5/ 4 12:06 高速太陽風は終わりに近づいています。磁気圏活動も次第に小さくなっています。
2016/ 5/ 5 11:59 太陽風は平均的な状態に戻りました。
2016/ 5/ 6 13:27 太陽風はやや低速ですが、磁気圏の活動はやや高まっています。
2016/ 5/ 7 08:24 高速の太陽風が到来し、磁気圏の活動も高まっています。
最新のニュース

2016/ 5/ 8 09:12 更新
太陽風の速度は下がり始めています。フィラメント噴出が発生しています。

担当 篠原

太陽風の速度は、昨夜のうちに450km/秒に下がり、
やや高速の状態になっています。
コロナホールが小規模だったように、
太陽風の高まりも小規模で終わりそうです。

太陽風の磁場強度は、5nTから10nTに上がっています。
次のコロナホールの影響が近付いているのでしょうか。
今後の速度の変化も含めて注目して下さい。

太陽風磁場の南北成分は、南北に変化をしています。
このため、磁気圏ではオーロラの活動も続いているようで、
AE指数は、300nTと小規模になっていますが、
繰り返し変化が発生しています。


太陽は、中央部の2541黒点群で、
C1.9の小規模フレアが発生しています。

また、8日1時(世界時7日16時)に、
太陽の北東側(左上)でフィラメント噴出も発生しています。
SDO衛星AIA304の動画を掲載します。

コロナのガスが、
太陽の上方に向かって噴き出している様子が見えます。
噴き出したガスの一部は地球方向に向かっているかもしれません。
この後、SOHO衛星の写真が公開されれば、
ガスが広がる様子を確認できるでしょう。




太陽の北東側(左上)で発生したフィラメント噴出。SDO衛星AIA304。
(c) SDO(NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。