宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

Supported by KNCT  
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:23)
太陽フレアは静かです。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
3/16 --- ---
3/15 --- ---
3/14 --- ---

黒点  3/16 (NOAA)
磁場 フレア
2519 1 α ---
2521 10 β C1
2522 3 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:15 484 +4.7
-2 h 478 -1.7
-4 h 443 -1.0
-6 h 485 -3.9
-8 h 479 -2.3
-10 h 518 -1.4
-12 h 543 -0.9

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
12:30 -27 -/ -
-2 h -34 -/ -
-4 h -32 -/ -
-6 h -28 -/ -
-8 h -27 -/ -
-10 h -20 -/ -
-12 h -20 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 6x10^2
3/16 0.5 2x10^3
3/15 0.3 7x10^2
3/14 0.4 2x10^2
3/13 0.4 4x10^2
3/12 0.5 5x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
衛星電子予測 (JAXA)
Dst予測 (NICT)
AE指数 (NICT)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
地上磁場 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
Live!オーロラ (遊造)
昭和基地カメラ (NIPR)
TromsoLongyear...
Alaska (SALMON)
Canada (CSA)

情報ページ
宇宙天気用語集
宇宙天気日報
宇宙天気臨時情報
NICT宇宙天気情報センター
Space Weather Prediction Center
これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2016/ 3/11 14:28 太陽風は低速ですが、磁場が南寄りのため磁気圏の活動が続いています。
2016/ 3/12 12:53 600km/秒に達する高速太陽風が到来しました。磁気圏の活動もやや高まっています。
2016/ 3/13 10:42 高速の太陽風は終わりつつあります。太陽は穏やかです。
2016/ 3/14 13:09 太陽風は平均的な状態で、磁気圏は静穏です。
2016/ 3/15 12:21 600km/秒に達する高速太陽風が到来しました。磁気圏の活動も高まっています。
最新のニュース

2016/ 3/16 12:23 更新
500km/秒の高速太陽風が続いています。磁気圏の活動も活発です。

担当 篠原

太陽風は、高速の状態が続いています。

昨日、550km/秒だった速度は、今朝にかけてゆっくりと遅くなり、
一旦、450km/秒まで下がりましたが、
そこで再び、500km/秒へ上がっています。

高速の太陽風は続いていますが、
27日周期の図の前周期ほどの強さはないようです。

太陽風の磁場強度は、7〜10nTとやや強い状態で推移しています。
南北成分は、南向きに振れている時間帯が目立ち、
このため、磁気圏の活動も高まった状態が続いています。

AE指数のグラフは、中間に静かな時間帯がありますが、
500nTから、1200nTに達する活発な変化が長い時間発生しています。

世界時15日23時頃のオーロラの様子を、
ノルウェー・スバールバル島の全天カメラの動画で紹介します。


SDO衛星AIA193の太陽写真を見ると、
南半球のコロナホールは、
南極へ伸びる部分がちょうど太陽の中心線に達しています。
前周期と同様に、もう3日ほど太陽風への影響が続くかもしれません。


太陽では、2521黒点群で、C1の小さいフレアが2回起きています。
また、中央部に新しい黒点が発生しています。



ノルウェー・スバールバル島のLongyearbyenで全天カメラにより撮影された、世界時15日23時頃のオーロラ。
(c) 国立極地研究所、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




  宇宙天気ニュースは、
  鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。

このニュースについて、コメントなどがありましたら、
篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。