宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:27)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
2/26 --- ---
2/25 --- ---
2/24 21:23 C1.4

黒点  2/26 (NOAA)
磁場 フレア
2501 1 α ---
2506 5 β C1

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:17 376 +2.2
-2 h 374 +2.9
-4 h 350 +3.1
-6 h 341 +6.3
-8 h 323 +6.3
-10 h 326 -0.1
-12 h 318 +1.8

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
12:30 -4 -/ -
-2 h -5 -/ -
-4 h -1 -/ -
-6 h 2 -/ -
-8 h -4 -/ -
-10 h -2 -/ -
-12 h -4 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 1x10^3
2/26 0.3 2x10^3
2/25 0.4 2x10^3
2/24 0.4 9x10^3
2/23 0.4 1x10^4
2/22 0.3 2x10^4

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
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AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
地上磁場 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2016/ 2/21 11:52 太陽風の速度は下がり、磁気圏も穏やかになっています。
2016/ 2/22 11:59 太陽の裏側でCMEが発生しています。太陽風は低速です。
2016/ 2/23 12:29 太陽風は低速の状態が続いています。ムルマンスクのオーロラをどうぞ。
2016/ 2/24 13:20 太陽風は低速ですが、磁場が南に振れて磁気圏の活動を高めています。
2016/ 2/25 12:55 太陽風は、更に低速になっています。フィンランドのオーロラをどうぞ。
最新のニュース

2016/ 2/26 12:27 更新
太陽風の磁場がやや強まっています。太陽は穏やかです。

担当 篠原

太陽風は、昨夜から今日にかけて、
磁場の大まかな方向が切り替わる、
セクター境界がやって来ました。
27日周期の図を見ると分かりやすいですが、
セクターのグラフが、地球から太陽向きの「T」から、
太陽から地球向きの「A」に切り替わっています。

このこと自体は、大きな影響はないのですが、
境界を挟んで、太陽風の様子が少し変化することがあります。
今回は、磁場強度が5nTから10nTへ高まり、
速度も、300km/秒とかなり遅い状態から、
370km/秒とやや低速くらいに高まっています。

磁場の南北成分は、比較的北寄りに推移していますが、
今朝くらいから、南北に少し大きく変化するようになっています。
オーロラの活動度を示すAE指数のグラフは、
300nTと小規模の変化をする程度ですが、
太陽風磁場の南北の変化が続けば、
オーロラも活動的な状態が続くでしょう。


SDO衛星AIA193の太陽写真では、
北極域から赤道に向かって細長く伸びるコロナホールが、
太陽の中心線に達しようとしています。
4日後の3月1日頃から、
この領域の影響が太陽風に見られるかもしれません。
27日周期の図では、前周期の2月3日頃から、
太陽風がやや高まっています。


太陽は、2506黒点群でBクラスの小さいフレアが起きている程度で、
全体としては穏やかです。

新しい黒点が2か所に発生しています。



SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。