宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:05)
今日、C2.0の小規模フレアが発生しました。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
1/30 05:55 C2.0
1/29 16:56 C3.5
13:15 C2.0
06:31 C3.3
1/28 20:47 C9.6
15:52 C2.8
14:16 C5.3

黒点  1/30 (NOAA)
磁場 フレア
2488 8 β M1
2489 6 β ---
2490 5 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:56 281 -1.2
-2 h 288 +1.1
-4 h 285 -0.4
-6 h 286 -1.5
-8 h 298 -1.3
-10 h 298 -2.4
-12 h 298 -2.5

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
13:30 -10 -/ -
-2 h -10 -/ -
-4 h -12 -/ -
-6 h -12 -/ -
-8 h -14 -/ -
-10 h -14 -/ -
-12 h -13 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 6x10^1
1/30 0.4 1x10^2
1/29 0.4 3x10^2
1/28 0.4 1x10^3
1/27 0.3 3x10^3
1/26 0.3 2x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2016/ 1/25 12:24 太陽風はやや高速になっています。太陽は穏やかです。
2016/ 1/26 12:14 太陽風は平均的な速度に戻っています。磁気圏はとても静かです。
2016/ 1/27 13:26 太陽でフィラメント噴出が発生し、CMEも飛び出しています。
2016/ 1/28 12:20 CMEの影響は来ないようです。太陽風は低速で、磁気圏も静かです。
2016/ 1/29 12:12 2488黒点群が活発になり、C9.6のフレアが発生しました。
最新のニュース

2016/ 1/30 13:05 更新
太陽風の速度は280km/秒とかなり遅くなっています。

担当 篠原

太陽の2488黒点群では、C2.0、C3.5、C1.2と、
Cクラスの小さいフレアが続いています。
活動の規模が高まる様子はなく、
このまま2488群は太陽の西端に没していきそうです。

また、今朝、30日6時(世界時29日21時)に、
太陽の南西端近く(右下)で、C2.0のフレアが発生し、
ポストフレアループがきれいに見えています。
SDO衛星AIA171の動画を掲載します。
美しいプロミネンスの変化をご覧下さい。


太陽風は、さらに速度が下がり、
今日に入った頃に300km/秒を割り、
現在は280km/秒とかなり低速の風になっています。
磁場強度も、3〜4nTと少し弱くなっています。

磁場の南北成分は、南に向く時間が長くなっていますが、
振れ幅は小さく、太陽風の速度もかなり下がっているため
磁気圏への影響は弱く、
AE指数は100〜200nT程度の小さい変化が見られる程度です。


27日周期の図を見ると、
太陽風の速度は前周期より大きく下がっています。
この後どう変化するか、注目して下さい。




太陽の南西で発生したフレアとポストフレアループ。SDO衛星AIA171。
(c) SDO (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース )


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr

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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。