宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:16)
今日、C2.3の小規模フレアが発生しました。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
12/28 08:20 C2.3
12/27 21:07 C4.4
20:10 C2.0
18:33 C1.7
12/26 15:46 C2.2
01:28 C1.7

黒点 12/28 (NOAA)
磁場 フレア
1930 1 α ---
1931 3 β C2
1934 15 βγ C2
1935 1 α ---
1936 12 βγ C4
1937 4 β ---
1938 1 α ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:07 294 +2.8
-2 h 299 -0.5
-4 h 300 -2.2
-6 h 308 +1.2
-8 h 305 +2.6
-10 h 297 +0.9
-12 h 306 +2.4

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
13:30 -1 -/ -
-2 h -1 -/ -
-4 h - -/ -
-6 h - -/ -
-8 h - -/ -
-10 h - -/ -
-12 h - -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.6 7x10^0
12/28 1.9 1x10^1
12/27 2.7 1x10^1
12/26 1.0 1x10^1
12/25 0.3 7x10^1
12/24 0.3 7x10^1

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
衛星電子予測 (JAXA)
沖縄磁場変動 (NICT)
Dst予測 (NICT)
AE指数 (NICT)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
NICT磁力計 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
オーロラ帯 (CSSDP)
Live!オーロラ (遊造)
昭和基地カメラ (NIPR)
TromsoLongyear...
Alaska (SALMON)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2013/12/23 11:00 太陽でMクラスの中規模フレアが続いています。
2013/12/24 11:30 フレアの発生は少し弱まっています。太陽風は300km/秒と低速です。
2013/12/25 12:44 太陽は穏やかになってきました。太陽風は低速ですが、弱い変化が来ています。
2013/12/26 12:39 太陽風磁場の南向きが長時間続き、磁気圏の活動度を高めました。
2013/12/27 12:11 太陽の裏側でCMEが発生しています。太陽風はとても低速で、磁気圏も概ね静穏です。
最新のニュース

2013/12/28 13:16 更新
Cクラスのフレアは続いています。太陽風は300km/秒と低速です。

担当 篠原

太陽は、西寄りの1934黒点群で
Cクラスのフレアが発生するようになり、
東寄りの1936黒点群とともに小規模の活動が続いています。

昨日のニュース以降は、C4.4を最大として、
C1以上のフレアが7回発生しています。

東端からは1938黒点群が新しく現れています。
この領域でも小さいフレアの活動は起きている様です。


太陽風は、300km/秒と昨日より少し速度が上がっていますが、
かなり遅い状態が続いています。
速度と一緒に、磁場強度も8nTくらいに強まりましたが、
今日の未明から2nTくらいに低下していました。
現在は5nTと平均的な値に戻りつつあります。

磁気圏は概ね静穏で、AE指数には全く変化がありません。
しかし、このデータで全ての活動が分かる訳ではなく、
ノルウェー・スバールバル島の全天カメラでは、
世界時27日21時前後に
オーロラのきれいな活動が撮影されていました。
動画を掲載します。

そろそろ今年最後のオーロラ動画になるかもしれません。


SDO衛星AIA193では、
太陽東側の赤道に伸びるコロナホールが、
次第に太陽の中心線に近づいています。
この領域の影響が見られるまで、太陽風は穏やかに推移しそうです。



ノルウェー・スバールバル島のLongyearbyenで全天カメラによって撮影されたオーロラ。
(c) 国立極地研究所、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr

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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。