宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:44)
昨日、C8.4の小規模フレアが発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
12/25 --- ---
12/24 04:54 C2.3
04:14 C2.9
02:17 C8.4
00:43 C5.3
12/23 17:59 M1.6
16:53 C7.9
14:50 C3.3
10:37 C4.5
10:11 C2.7
09:43 C2.2
08:43 M1.3
07:33 C8.2
06:57 M1.6
06:10 C3.6
05:30 C6.1
04:21 C6.1
03:54 C8.8
00:06 M3.3

黒点 12/25 (NOAA)
磁場 フレア
1928 8 βγ M3
1930 5 β ---
1931 1 α ---
1934 16 βγ C2
1935 1 α ---
1936 5 β C8

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:38 329 +3.9
-2 h 320 +0.3
-4 h 317 +1.5
-6 h 309 -2.2
-8 h 292 -2.6
-10 h 284 -2.9
-12 h 269 -1.4

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
12:30 -4 -/ -
-2 h -7 -/ -
-4 h -8 -/ -
-6 h -9 -/ -
-8 h -8 -/ -
-10 h -7 -/ -
-12 h -6 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 4x10^1
12/25 0.3 7x10^1
12/24 0.3 7x10^1
12/23 0.3 9x10^1
12/22 0.3 8x10^1
12/21 0.3 6x10^1

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
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AE指数 (京都大学)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2013/12/20 12:58 太陽風磁場が南向きに振れて、オーロラの活動が高まっています。M3.5のフレアが発生しました。
2013/12/21 09:00 太陽のフレア活動がやや活発になっています。太陽風は穏やかです。
2013/12/22 09:00 Cクラスフレアの発生が続いています。太陽風、磁気圏は穏やかです。
2013/12/23 11:00 太陽でMクラスの中規模フレアが続いています。
2013/12/24 11:30 フレアの発生は少し弱まっています。太陽風は300km/秒と低速です。
最新のニュース

2013/12/25 12:44 更新
太陽は穏やかになってきました。太陽風は低速ですが、弱い変化が来ています。

担当 篠原

太陽のフレアの発生は更に減り、
西に没しつつある1928黒点群でC1.2、C1.7、
東から現れた1936群でC1.5と
小さいCクラスフレアが発生しただけです。

X線のグラフは変化がなくなり、
全体の強度も下がっています。
黒点群も特に発達する様子はないので、
太陽は穏やかになりそうです。


太陽風は、昨日から今朝にかけて、
速度は300km/秒、磁場強度は4nTと
低速の穏やかな状態で安定していましたが、
今朝くらいから弱い変化が到来している様で、
磁場強度が5nTを超えて10nTに近づき、
速度も330km/秒へ小幅ですが上がっています。

大きく上がることはなさそうですが、
もうしばらく変化に注目して下さい。


磁気圏は概ね静穏ですが、
太陽風の磁場が弱い南向きで推移していたため、
AE指数にも小さい変化が見られていました。

現在は北寄りの傾向に変わっていますが、
磁場強度がある程度強まっているので、
南向きに振れるとオーロラの活動を強める可能性があります。

静穏な状態が続いていますが、
ライブカメラにも注目してみて下さい。



鹿児島高専は、先週の金曜日で授業が終わり、
冬休みに入っています。
連休が終わっても、学校はとても静かです。




SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr

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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。