宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:32)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
11/27 --- ---
11/26 --- ---
11/25 --- ---

黒点 11/27 (NOAA)
磁場 フレア
1903 5 β ---
1905 4 β ---
1907 8 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:26 316 +3.4
-2 h 314 +2.8
-4 h 315 +2.2
-6 h 318 +2.3
-8 h 317 -0.8
-10 h 319 +1.0
-12 h 307 +2.9

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
12:30 -6 -/ -
-2 h -7 -/ -
-4 h -8 -/ -
-6 h -12 -/ -
-8 h -11 -/ -
-10 h -11 -/ -
-12 h -12 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 2x10^1
11/27 0.3 3x10^1
11/26 0.4 2x10^1
11/25 0.4 2x10^1
11/24 0.3 3x10^1
11/23 0.3 1x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
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LASCO C3 (SOHO)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2013/11/22 13:17 アイソン彗星がSTEREO HI1に見えてきました。太陽風は低速になり、磁気圏も静穏です。
2013/11/23 10:34 太陽の東端でCクラスフレアが起きています。今朝のアイソン彗星の写真をどうぞ。
2013/11/24 10:01 太陽でMクラスのフレアが2回発生し活動度が高まっています。太陽風は低速です。
2013/11/25 11:49 太陽はCクラスのフレアが続きましたが、今後は静かになりそうです。太陽風は低速です。
2013/11/26 13:12 アイソン彗星は太陽に向かっています。太陽のフレアは少なくなり、太陽風は低速で穏やかです。
最新のニュース

2013/11/27 12:32 更新
太陽、太陽風は穏やかです。アイソン彗星がSOHO衛星でも見えています。

担当 篠原

アイソン彗星はさらに太陽に近づき、
STEREO Ahead衛星のHi1カメラでは、右端の近くまで進んでいます。
24日分まで高画質の写真になって、
彗星の濃い尾がちぎれていく様子が見えています。

また、もうひとつのSTEREO Behind衛星の
COR2カメラでも見えるようになっていて、
写真の左に彗星の頭と、尾が淡く写っています。

そして、とうとうSOHO衛星LASCO C3でも見えるようになりました。
つい先ほど更新された写真の右端に彗星の頭が写っています。
こちらのページは最初から画質が良いので、楽しみです。

アイソン彗星の太陽最接近は、明後日、29日の早朝です。
残り1日半ほどです。



現在の太陽は、目立ったフレア活動はなく、穏やかです。
黒点も小さいものばかりです。


太陽風も低速で穏やかです。
速度は、ちょうど今日に入ったくらいに320km/秒に少しだけ上がって、
以降安定しています。

この変化は太陽風磁場の大まかな方向が切り替わる
セクター境界と関係しているようで、
27日周期の図を見ると、
セクターのグラフは「T」から「A」へ変わっています。
セクターの切り替わりそのものは特に影響はありませんが、
この変化を挟んで太陽風の様子が変わることがあります。

太陽風磁場の南北成分はほとんど北向きで、
磁気圏は静穏です。
AE指数は全く変化していません。

穏やかな太陽風はこのまま続きそうです。



STEREO Ahead衛星HI1カメラを通過中のアイソン彗星。エンケ彗星も小さく写っている。
(c) STEREO (NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース)


STEREO Behind衛星CO2カメラに入ってきたアイソン彗星。写真の左の明るい星は木星。
(c) STEREO (NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース)


アイソン彗星が、SOHO衛星LASCO C3の右端に現れました。
(c) SOHO (ESA & NASA)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr

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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。