宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (09:49)
今日、C2.6の小規模フレアが発生しました。
また、M1.0の中規模フレアが一昨日発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
11/19 09:20 C1.8
00:52 C2.6
11/18 23:00 C7.0
13:09 C2.8
12:26 C2.1
04:57 C3.4
04:00 C3.0
00:03 C3.0
11/17 19:41 C2.8
16:36 C4.9
14:22 C3.3
14:00 M1.0
10:54 C3.2
10:01 C3.5
08:24 C5.2
07:41 C2.6
04:46 C2.2
02:39 C2.5
01:57 C3.0

黒点 11/19 (NOAA)
磁場 フレア
1893 15 βδ C7
1895 1 α ---
1896 1 α ---
1897 28 βγ C3
1899 6 α C2
1900 10 β M1
1902 1 α ---
1903 2 α ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
09:37 362 +0.1
-2 h 370 +0.9
-4 h 377 +1.3
-6 h 381 +1.6
-8 h 373 +1.0
-10 h 387 -0.9
-12 h 395 +0.7

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
09:30 -12 -/ -
-2 h -11 -/ -
-4 h -12 -/ -
-6 h -13 -/ -
-8 h -14 -/ -
-10 h -14 -/ -
-12 h -14 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 6x10^1
11/19 0.3 7x10^1
11/18 0.4 6x10^1
11/17 0.4 5x10^1
11/16 0.4 8x10^2
11/15 0.4 7x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
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LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2013/11/14 12:39 Cクラスのフレアが多く発生しています。太陽風は低速です。
2013/11/15 13:10 Cクラスのフレアが続いていますが、規模は小さくなっています。太陽風は低速です。
2013/11/16 11:56 1899黒点群は肉眼で見える大きさです。太陽風磁場が南に振れて磁気圏の活動が高まりました。
2013/11/17 14:11 フレアの発生頻度が上がっています。500km/秒の高速太陽風が到来しています。
2013/11/18 12:18 Cクラスのフレアが続いています。高速の太陽風は終わっています。
最新のニュース

2013/11/19 09:49 更新
Cクラスのフレアが続いています。1899黒点群は肉眼で見つけられます。

担当 篠原

1899黒点群は、太陽の中心で今日も大きな姿を見せています。
鹿児島はまだ曇り空なのですが、
雲間から太陽が顔を出した時に挑戦したところ、
日食メガネで黒点を見つけることができました。
ちょうど太陽の真ん中なので、探すのも楽な様です。

これだけ大きい黒点はいつでも見られる訳ではないので
(次は何年後だったということになるかもしれません)、
日食メガネなどを使って安全に、観望に挑戦して下さい。


昨夜、18日22時半(世界時18日13時半)に、
1893黒点群でC7.0と大きめの小規模フレアが発生し、
その他に、1897、1893、1900などの黒点群で、
C1〜3程度のフレアが10回程度起きています。

フレアの頻度は高いのですが、
大きい現象は少なくなっている印象です。
また、活発にフレアを起こしていた黒点群たちは
次第に西の端に近づいていて、もう3日ほど経つと、
太陽は穏やかになるかもしれません。


太陽風は更に速度が下がり、360km/秒と低速の風に変わっています。
磁場強度も2〜3nTと弱まった状態です。

磁気圏は概ね静穏で、
AE指数は、100nTの小さい変化が記録されているくらいです。

SDO衛星AIA193には、コロナホールは見られず、
しばらく低速の穏やかな太陽風が続きそうです。



肉眼で見つけられる大きさになっている1899黒点群。
(c) SDO (NASA)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr

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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。