宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

Supported by KNCT  
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:19)
今日、C1.7の小規模フレアが発生しました。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
3/12 01:39 C1.7
3/11 --- ---
3/10 --- ---

黒点  3/12 (NOAA)
磁場 フレア
1689 12 β ---
1690 1 α ---
1691 2 β ---
1692 1 α ---
1693 1 α ---
1694 1 α ---
1695 1 α C2
1696 6 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:07 299 +2.4
-2 h 309 -0.6
-4 h 321 -0.7
-6 h 310 +2.4
-8 h 306 +2.7
-10 h 304 +2.8
-12 h 317 +1.4

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
12:30 21 -/ -
-2 h 15 -/ -
-4 h 17 -/ -
-6 h 16 -/ -
-8 h 3 -/ -
-10 h 13 -/ -
-12 h 15 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 1x10^2
3/12 0.5 2x10^2
3/11 0.6 1x10^3
3/10 0.6 2x10^3
3/ 9 0.5 2x10^3
3/ 8 0.6 3x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
衛星電子予測 (JAXA)
沖縄磁場変動 (NICT)
Dst予測 (NICT)
AE指数 (NICT)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
NICT磁力計 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
オーロラ帯 (CSSDP)
Live!オーロラ (遊造)
昭和基地カメラ (NIPR)
TromsoLongyear...
Alaska (SALMON)
Canada (CSA)

情報ページ
宇宙天気用語集
宇宙天気日報
宇宙天気臨時情報
NICT宇宙天気情報センター
Space Weather Prediction Center
これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2013/ 3/ 7 09:20 太陽風は310km/秒と低速風が続いています。太陽も穏やかです。フィンランドのオーロラ写真をどうぞ。
2013/ 3/ 8 08:10 太陽風は低速で、磁気圏も穏やかです。アラスカのオーロラをどうぞ。
2013/ 3/ 9 13:20 低速の太陽風が続いています。太陽も穏やかです。
2013/ 3/10 10:31 低速の穏やかな太陽風が続いています。フレアもありません。
2013/ 3/11 15:19 太陽風は低速の状態が続いています。太陽も静穏です。
最新のニュース

2013/ 3/12 12:19 更新
太陽風は低速で、太陽も穏やかです。昭和基地の全天カメラのオーロラをどうぞ。

担当 篠原

昨日の記事で小規模の磁気圏活動が発生したとお伝えした、
世界時10日から11日にかけてのオーロラの様子を、
南極・昭和基地の全天カメラの動画で紹介します。

いよいよオーロラの季節が南半球に移っていく様です。
ファイルサイズが大きくて申し訳ありませんが、
10秒間隔で撮影された美しいオーロラの動きをご覧ください。


現在の太陽風は、
速度は310km/秒前後とかなり低速の状態が続いています。
磁場強度も、3nTと弱めの状態です。

磁場の南北成分は、北寄りの傾向に変わり、
このため磁気圏は静穏です。
AE指数には前半に小さな変化が見られる程度です。

太陽風は、このまま穏やかな風が続きそうです。


太陽では、東端の1695黒点群でC1.6の小規模フレアが発生しています。
しかし、X線のグラフではその他に特に変化はなく、
太陽は全体としては穏やかです。



今日は久しぶりに高専から落ち着いて更新をしています。

今朝、車に火山灰がうっすらと積もっているのを見て、
鹿児島に戻ったんだなというのを実感しました。



南極の昭和基地で全天カメラにより撮影された、オーロラの活動。
(c) 国立極地研究所、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




  宇宙天気ニュースは、
  鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。

このニュースについて、コメントなどがありましたら、
篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。