宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (11:32)
昨日、C1.6の小規模フレアが発生しています。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏は静かです。
放射線帯電子が強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
3/ 4 --- ---
3/ 3 03:36 C1.6
3/ 2 23:59 C1.9

黒点  3/ 4 (NOAA)
磁場 フレア
1681 2 α ---
1682 3 β ---
1683 14 β ---
1684 3 β ---
1685 3 β ---
1686 6 β ---
1687 3 β C2
1688 1 α ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
11:26 463 +0.2
-2 h 430 -2.5
-4 h 442 -0.3
-6 h 457 -2.6
-8 h 454 -0.8
-10 h 441 -1.6
-12 h 452 +2.3

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
11:30 -34 -/ -
-2 h -34 -/ -
-4 h -38 -/ -
-6 h -38 -/ -
-8 h -37 -/ -
-10 h -37 -/ -
-12 h -44 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 1x10^4
3/ 4 0.3 2x10^4
3/ 3 0.4 1x10^4
3/ 2 0.4 2x10^3
3/ 1 0.4 3x10^1
2/28 1.0 9x10^1

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
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EIT284 (SOHO)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2013/ 2/27 07:48 太陽風は300km/秒と低速です。太陽の西へCMEが噴き出しています。
2013/ 2/28 08:30 太陽風は低速の風が続き、磁気圏も静穏です。コロナホールが次第に西に進んでいます。
2013/ 3/ 1 08:55 コロナホールの影響が近付き、これから太陽風の速度が上がりそうです。
2013/ 3/ 2 09:38 600km/秒を超える高速の太陽風が到来しました。磁気圏の活動も活発化しています。
2013/ 3/ 3 22:05 太陽風の速度は450km/秒に下がり、高速風は終わりつつあります。
最新のニュース

2013/ 3/ 4 11:32 更新
太陽風は450km/秒とやや高速です。オーロラの活動は続いています。

担当 篠原

昨日は宇宙天気ニュースのページにアクセスできず、
申し訳ありませんでした。


太陽風の速度は、昨日は500km/秒、昨夜より450km/秒と
高速からやや高速へと下がり気味に推移しています。

磁場強度は4nTとやや弱めの値で安定しています。
南北成分は、0nT付近から比較的南寄り(マイナス方向)に振れていて、
このため、磁気圏の活動も連続的に発生しています。
AE指数は、昨日の昼頃までは500nTと中規模の、
その後は300nTと小規模の変化が続いています

極域ではオーロラの活動が続いているようです。
国立極地研究所のノルウェーの全天カメラでも
きれいなオーロラの写真を見ることができます。


高速の太陽風は、この辺りで一旦終わりそうです。
そして、SDO衛星AIA193の太陽の南半球側に見えている
コロナホールの影響が明後日くらいに到来しそうです。
引き続き、オーロラの活動が高まりそうです。


放射線帯の高エネルギー電子は、
今日のグラフでもGOES15(青線)は10,000を超えています。
次の太陽風の乱れが到来しそうな明後日くらいまで
このまま高い状態が続く可能性があります。


太陽は、特にフレアの活動はなく穏やかです。
東の端の南北両半球から小さい黒点が姿を現しています。



ACE衛星による3日間の太陽風の変化。太陽風速度は黄色線、磁場強度は白線。
(c) NOAA/SWPC


ノルウェー・トロムソの全天カメラで撮影されたオーロラ。
(c) 国立極地研究所


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化
(c) NOAA/SWPC



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。