宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:47)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
1/29 --- ---
1/28 --- ---
1/27 --- ---

黒点  1/29 (NOAA)
磁場 フレア
1661 1 α ---
1662 1 α ---
1663 8 β ---
1664 2 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:37 387 -1.1
-2 h 386 +0.3
-4 h 402 -1.6
-6 h 394 -2.0
-8 h 401 -1.0
-10 h 395 +0.1
-12 h 388 +2.2

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
12:30 -16 -/ -
-2 h -20 -/ -
-4 h -20 -/ -
-6 h -18 -/ -
-8 h -17 -/ -
-10 h -16 -/ -
-12 h -16 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 1x10^2
1/29 0.4 2x10^2
1/28 0.4 2x10^2
1/27 0.4 4x10^1
1/26 0.4 5x10^2
1/25 0.4 5x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
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衛星電子 (GOES)
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Dst予測 (NICT)
AE指数 (NICT)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
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Live!オーロラ (遊造)
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TromsoLongyear...
Alaska (SALMON)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2013/ 1/24 13:55 フィラメントの噴出が次々に発生しています。太陽風は低速で、コロナホールの影響はまだありません。
2013/ 1/25 11:56 太陽風は280km/秒と低速の状態です。コロナホールの影響は到来するでしょうか。
2013/ 1/26 11:45 太陽風の擾乱が到来しました。磁場強度が大きく強まり、速度も上がっています。
2013/ 1/27 11:15 太陽風の速度は500km/秒に高まっています。磁気圏の活動も強まりました。
2013/ 1/28 12:32 太陽風の速度は下がり、穏やかな風になっています。アラスカのオーロラ写真をご覧ください。
最新のニュース

2013/ 1/29 12:47 更新
太陽風は400km/秒と平均的な速度が続いています。

担当 篠原

太陽風は、400km/秒と平均的な速度(ACEの黄色線)で安定しています。
磁場強度(白線)も3nT前後と、昨日の値のまま安定しています。

磁場の南北成分(赤線)は、図の前半は北寄り(プラス側)、
後半は南寄り(マイナス側)と傾向が分かれています。
このため、磁気圏の活動を示すAE指数のグラフも、
前半は変化がなくて、後半に入ると小さな変化が発生しています。

国立極地研究所のノルウェーの全天カメラを見ると、
弱いオーロラの活動が発生しているようです。


太陽風は、今後も低速の穏やかな状態が続くと思われますが、
27日周期の図を参照すると(1月2日頃)、
これから太陽風磁場のセクター境界がやって来るかもしれません。
前回は、境界通過と共に太陽風の磁場が少し強まって、南向きに振れ、
オーロラの活動をやや高めています。
これから同様の変化が見られるのでしょうか。


太陽は、早朝に西の端でC1.1の小規模フレアが発生しています。
Cクラスに届いたのは、1月20日以来です。

また、東の端から新しい黒点が顔を出しています。
今のところ、特に活動的という様子はありません。




SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。