宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (11:56)
太陽フレアは静かです。
太陽風南向き磁場がやや強くなっています。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
1/25 --- ---
1/24 --- ---
1/23 --- ---

黒点  1/25 (NOAA)
磁場 フレア
1658 1 α ---
1660 16 β ---
1661 2 β ---
1662 1 α ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
11:47 282 -3.2
-2 h 276 +2.8
-4 h 281 +5.0
-6 h 272 +3.6
-8 h 263 +1.6
-10 h 270 +0.3
-12 h 274 +1.1

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
11:30 21 -/ -
-2 h 22 -/ -
-4 h 30 -/ -
-6 h 19 -/ -
-8 h 19 -/ -
-10 h 6 -/ -
-12 h 17 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 4x10^2
1/25 0.3 5x10^2
1/24 0.4 6x10^2
1/23 0.4 5x10^2
1/22 0.4 5x10^2
1/21 0.4 5x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
衛星電子予測 (JAXA)
沖縄磁場変動 (NICT)
Dst予測 (NICT)
AE指数 (NICT)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
NICT磁力計 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
オーロラ帯 (CSSDP)
Live!オーロラ (遊造)
昭和基地カメラ (NIPR)
TromsoLongyear...
Alaska (SALMON)
Canada (CSA)

情報ページ
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宇宙天気日報
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2013/ 1/20 12:38 1654黒点群が西に没しつつあります。太陽風磁場が南向きに振れています。
2013/ 1/21 12:14 太陽風はやや低速です。太陽の南半球にコロナホールが広がっています。
2013/ 1/22 09:24 太陽の活動は静かです。太陽風も350km/秒と低速です。
2013/ 1/23 13:15 フィラメントの噴出で弱いCMEが発生しています。太陽風は低速で、磁気圏も静かです。
2013/ 1/24 13:55 フィラメントの噴出が次々に発生しています。太陽風は低速で、コロナホールの影響はまだありません。
最新のニュース

2013/ 1/25 11:56 更新
太陽風は280km/秒と低速の状態です。コロナホールの影響は到来するでしょうか。

担当 篠原

太陽風は、280km/秒とかなり遅い風が続いています。
磁場強度も5nTと平均的な強さで安定しています。

SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真の南半球側に見えている
コロナホールによる太陽風への影響はまだ到来していません。
引き続き、太陽風の変化に注目して下さい。

27日周期の図を見ると、前周期の12月30日に
太陽風の速度と磁場強度の高まりが発生しています。
この期間は、太陽風の変化が繰り返し到来していたところです。
今周期も、1月26〜27日頃の回帰が予想できますが、
今回はコロナホールが大きくなったことで、
もう少し早く、より大きな影響が現れるのではないかと考えたのですが、
今のところ太陽風は静かに推移しています。
前周期の太陽風との違いにも注目してみてください。

磁気圏は静穏です。
AE指数はほとんど変化していません。


太陽も静穏です。
フレアは特に発生していません。



今日のノルウェー・トロムソの全天カメラを見ると、
カメラに被さった雪が青空を背景にきれいに写っていました。
トロムソは今週の初めからずっと雪が降っている様子ですが、
雪の少ない鹿児島にいると、こんな写真でもうれしくなってしまいます。




ノルウェー・トロムソの全天カメラに雪が被っています。
(c) 国立極地研究所


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。