宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:07)
今日、C5.8の小規模フレアが発生しました。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
1/19 02:41 C2.3
01:49 C5.8
1/18 18:37 C2.4
13:41 C1.7
1/17 03:23 C2.2

黒点  1/19 (NOAA)
磁場 フレア
1654 18 βγ C6
1658 3 α ---
1659 5 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
11:56 442 -0.1
-2 h 446 +1.9
-4 h 441 +0.0
-6 h 445 -2.8
-8 h 454 -0.9
-10 h 457 +5.2
-12 h 447 +4.3

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
12:30 -23 -/ -
-2 h -27 -/ -
-4 h -18 -/ -
-6 h -23 -/ -
-8 h -16 -/ -
-10 h -23 -/ -
-12 h -19 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 2x10^2
1/19 0.5 2x10^3
1/18 1.4 2x10^3
1/17 2.1 1x10^3
1/16 0.3 1x10^3
1/15 0.3 5x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2013/ 1/14 09:12 太陽風の速度が500km/秒に上がっています。M1.7の中規模フレアが発生しました。
2013/ 1/15 09:32 500km/秒の高速太陽風が続いています。Cクラスのフレアが続いています。
2013/ 1/16 13:06 太陽のフレア活動は弱くなっている様です。太陽風の速度は400km/秒に下がっています。
2013/ 1/17 13:16 太陽風の磁場強度が少し強まっています。ムルマンスクのオーロラをどうぞ。
2013/ 1/18 11:54 太陽風磁場が南向きに強まり、磁気圏の活動が強まっています。
最新のニュース

2013/ 1/19 12:07 更新
C5.8のフレアが発生しました。太陽風は450km/秒とやや高速です。

担当 篠原

この10日間ほど太陽面をにぎわせていた1654黒点群が、
いよいよ西の端に近付いています。
最後の様子を拡大写真で紹介します。
黒点の形も単純になってしまって、
東の端に登場した頃の迫力はなくなっています。

1654群は再びフレアを起こしていて、
今日未明、19日2時(世界時18日17時)のC5.8と、
その前後にC1.0、C2.3の小規模フレアを起こしています。

また太陽の北東(左上)には、小さい1659黒点群が発生しています。
X線の動画では、小さい活動を頻繁に起こしています。
今後、更に発達するようだと注目してください。


太陽風は、昨夜、18日20時(世界時18日11時)頃に、
段差の様なものが来て、
磁場強度が10nTから5nTに下がる一方、
速度は400km/秒から450km/秒に高まる変化が見られています。
半日ほど経過した現在も、太陽風は同じような状態です。

太陽風磁場の南北成分は、
昨日のニュースの直後に北向き(プラス側)に変わり、
オーロラの活動は穏やかになってしまいました。

今日に入った頃から、磁場は0nTをはさんで変化するようになり、
速度がやや高まっている影響もあるのか、
AE指数には小さな変化が見られています。


この1週間ほど見られていた太陽風の変動は、
そろそろ終わって、この後は低速の穏やかな状態になりそうです。
27日周期の図を参考にすると、1週間ほど低速の風が続き、
1月26〜27日頃に小さな変動が回帰してくるかもしれません。



この週末は大学入試のセンター試験とのことですが、
鹿児島高専でも今日は推薦入試を行っています。
中学3年生の受験生たちが教室でがんばっています。
今日の学校は、静かな中に緊張感が漂っています。




西の端に近付いた1654黒点群。
(c) SDO (NASA)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr

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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。