宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:26)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
12/ 7 --- ---
12/ 6 --- ---
12/ 5 09:05 C1.7

黒点 12/ 7 (NOAA)
磁場 フレア
1621 2 α ---
1623 4 β ---
1625 2 α ---
1628 1 α C2

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:17 301 +2.4
-2 h 301 +0.7
-4 h 305 +0.8
-6 h 315 -1.2
-8 h 316 -0.5
-10 h 314 -0.3
-12 h 319 +0.7

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
12:30 13 -/ -
-2 h 3 -/ -
-4 h 3 -/ -
-6 h 10 -/ -
-8 h 2 -/ -
-10 h 3 -/ -
-12 h 2 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 3x10^1
12/ 7 0.3 5x10^1
12/ 6 0.3 5x10^1
12/ 5 0.4 5x10^1
12/ 4 0.3 7x10^1
12/ 3 0.3 7x10^1

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
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LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
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AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
NICT磁力計 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
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TromsoLongyear...
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2012/12/ 2 13:50 太陽風の磁場が強まっています。速度は低速のままです。
2012/12/ 3 12:01 太陽風は300km/秒とかなり低速です。太陽も静かです。
2012/12/ 4 13:02 太陽風の速度が400km/秒近くに上がっています。太陽は穏やかです。
2012/12/ 5 12:58 太陽風の速度は450km/秒に少し高まりました。現在は下がっています。
2012/12/ 6 11:16 太陽は穏やかです。太陽風も低速で磁気圏も静かです。12月の黒点数をどうぞ。
最新のニュース

2012/12/ 7 12:26 更新
太陽風は300km/秒とだいぶ低速です。太陽のフレア活動も静かです。

担当 篠原

太陽、太陽風ともに穏やかな状態が続いています。
ACEのデータでは、太陽風の速度(黄色線)は300km/秒まで下がり、
だいぶ遅い風になっています。
磁場強度も、3nTに弱まったままです。

磁場の南北成分は、振れ幅が小さい上に、
比較的北寄りに振れている様です。
このため、磁気圏もとても静かで、
AE指数のグラフは全く変化していません。

ノルウェー・トロムソの全天カメラを見ると、
北の地平線近く(写真では上端)で、
弱いオーロラがゆらゆらと揺れています。
太陽風が弱いと、普段よりも高緯度側に現れたりします。

低速の穏やかな太陽風は、このまましばらく続きそうです。


太陽は、1623、1625黒点群が小さく、目立たなくなり、
全体的にさみしい太陽面です。
フレア活動も小さく、
1628黒点群の場所でBクラスの小さなフレアが続いている程度です。

また、太陽では南東部でフィラメントの噴出が発生しています。
SDO衛星AIA304の動画をご覧ください。
CMEも噴き出していますが、地球の方向には向かっていないようです。



ノルウェー・トロムソの全天カメラにより撮影された、北の地平線近くに輝くオーロラ。
(c) 国立極地研究所、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星AIA304による太陽南西部のフィラメント噴出の様子。
(c) SDO (NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。