宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (15:27)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
10/ 7 --- ---
10/ 6 --- ---
10/ 5 --- ---

黒点 10/ 7 (NOAA)
磁場 フレア
1579 2 β ---
1582 1 α ---
1585 6 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
15:17 317 +0.6
-2 h 302 -0.2
-4 h 324 -0.1
-6 h 305 -0.5
-8 h 330 +0.2
-10 h 337 -2.6
-12 h 328 +2.0

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
15:30 -8 -/ -
-2 h -7 -/ -
-4 h -7 -/ -
-6 h -8 -/ -
-8 h -10 -/ -
-10 h -9 -/ -
-12 h -13 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 3x10^1
10/ 7 0.4 1x10^2
10/ 6 0.4 5x10^1
10/ 5 0.4 3x10^1
10/ 4 0.3 3x10^1
10/ 3 0.5 3x10^1

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
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LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2012/10/ 2 09:22 太陽風磁場の強い南向きによって、やや大きい磁気嵐が発生しました。現在の磁気圏は穏やかです。
2012/10/ 3 12:24 太陽風は300km/秒台前半と低速です。太陽も静かです。
2012/10/ 4 10:30 太陽風は低速で穏やかです。太陽も静かです。黒点数のグラフを掲載します。
2012/10/ 5 11:27 太陽風はとても遅くなっています。アラスカのオーロラ写真をどうぞ。
2012/10/ 6 14:32 太陽でCMEが発生しました。太陽風磁場が南寄りになり、オーロラが発生しています。
最新のニュース

2012/10/ 7 15:27 更新
太陽風は低速です。明日以降、太陽風に乱れが発生しそうです。

担当 篠原

太陽風は、340km/秒から320km/秒と、
速度の遅い風が続いています。

磁場強度は、7nT前後と少し強まっています。
そして、磁場の南北成分が南寄りに推移していて、
-5nTを超える南向きの時間帯もありました。
このため、磁気圏ではオーロラの活動が高まり、
AE指数で500nTの変化が半日ほど続いています。

現在は、磁場の南寄りの傾向が弱まり、
オーロラの活動は静かになっています。


SDO衛星AIA193を見ると、
太陽の南半球のコロナホールが、
だいぶ西側に移動しています。
明日の8日か、9日あたりから、
この領域の影響が太陽風に現れそうです。

一方、昨日お知らせしたCMEの乱れも
地球に向かっていて、同じ頃に到来しそうです。
二つが重なって、やや大きな変化が見られるかもしれません。
太陽風のデータとともに、
オーロラのライブカメラなどにも注目して下さい。


太陽は、特にフレアもなく穏やかです。
東の端から、新しい黒点が現れています。



SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。