宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:16)
今日、C6.0の小規模フレアが発生しました。
また、M1.4の中規模フレアが一昨日発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
放射線帯電子がやや強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
9/11 10:00 C3.5
08:43 C6.0
06:14 C2.2
9/10 21:48 C3.1
19:18 C1.6
06:24 M1.2
9/ 9 23:51 C1.7
15:52 C3.7
02:36 M1.4

黒点  9/11 (NOAA)
磁場 フレア
1564 4 β M1
1566 1 α ---
1567 2 β C2
1568 4 β C2
1569 1 α C4

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:07 300 +1.4
-2 h 306 +1.0
-4 h 313 +1.2
-6 h 321 +1.2
-8 h 330 +1.3
-10 h 342 +0.9
-12 h 348 -0.1

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
12:30 -13 -/ -
-2 h -1 -/ -
-4 h 6 -/ -
-6 h -3 -/ -
-8 h -4 -/ -
-10 h 1 -/ -
-12 h -4 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 2x10^3
9/11 0.3 3x10^3
9/10 0.4 3x10^3
9/ 9 1.2 4x10^3
9/ 8 0.9 3x10^3
9/ 7 0.6 8x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
衛星電子予測 (JAXA)
沖縄磁場変動 (NICT)
Dst予測 (NICT)
AE指数 (NICT)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
NICT磁力計 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2012/ 9/ 6 15:11 太陽風の速度は下がりましたが、磁場強度は高まっています。M1.6のフレアが発生しました。
2012/ 9/ 7 15:39 太陽風の磁場の強まりは終わり、平均的な風に戻っています。ペルーの写真をどうぞ。
2012/ 9/ 8 14:02 太陽風磁場が長時間南向きになり、中規模の磁気圏活動が続いています。
2012/ 9/ 9 14:59 太陽風は平均的な状態です。M1のフレアが発生しました。
2012/ 9/10 15:14 太陽風は低速です。昭和基地からのオーロラ写真をご覧下さい。
最新のニュース

2012/ 9/11 12:16 更新
太陽風は低速で、磁気圏も穏やかです。Cクラスのフレアが発生しています。

担当 篠原

これから帰国便に乗るため、リマ空港にいます。
少し時間が取れたので、簡単に現況を報告します。
ただし、昨日のニュースでは、南極からお送り頂いた、
とてもきれいなオーロラの写真を紹介しました。
今日の更新時刻が早まったので、
ご覧になっていない方は、昨日のニュースをぜひどうぞ。


太陽風は、低速の風が続いています。
昨日の350km/秒から、現在は300km/秒まで下がっています。

磁場強度は、5nT前後と平均的な強さですが、
ACEの図の途中で、
太陽風磁場のセクター境界がやって来た様です。
詳しくは、27日周期の図をご覧ください。
今回は、太陽風の状態は特に変化していません。

太陽風磁場の南北成分は、ほとんど北向きです。
このため、磁気圏はとても穏やかです。
AE指数はほとんど変化していません。


太陽風は、小さなコロナホールの影響がなければ、
このまま穏やかに推移しそうです。


太陽では、今朝、西の端の1564黒点群で、
C6.0の小規模フレアが、
続いて、東の端から現れた1569黒点群で、
C3.5の小規模フレアが発生しています。

1569黒点群は、これから太陽の中心に向かいます。
今後、どの様な活動を起こすでしょうか。



今日は、13時から17時まで、
高専内のネットワークが停止するため、
このニュースはアクセスできなくなります。

それでは、次回は日本からの更新です。




SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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このニュースについて、コメントなどがありましたら、
篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。