宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:08)
今日、C2.1の小規模フレアが発生しました。
太陽風南向き磁場が非常に強まっています。
磁気嵐が発達しています。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
4/24 02:37 C2.1
4/23 10:48 C2.1
06:39 C2.4
05:52 C2.0
02:48 C1.7
4/22 22:59 C1.9
05:04 C1.8

黒点  4/24 (NOAA)
磁場 フレア
1459 39 β C2
1460 14 β C2
1462 4 β ---
1465 37 β C2
1466 14 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
11:56 367 -10.8
-2 h 362 -11.0
-4 h 363 -13.0
-6 h 371 -14.2
-8 h 382 -11.8
-10 h 380 -1.0
-12 h 374 -2.0

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
12:30 -87 -/ -
-2 h -88 -/ -
-4 h -80 -/ -
-6 h -65 -/ -
-8 h -36 -/ -
-10 h -15 -/ -
-12 h -10 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 1x10^1
4/24 0.4 7x10^1
4/23 0.4 4x10^1
4/22 0.3 7x10^2
4/21 0.5 3x10^2
4/20 0.4 1x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
衛星電子予測 (JAXA)
沖縄磁場変動 (NICT)
Dst予測 (NICT)
AE指数 (NICT)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
NICT磁力計 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
オーロラ帯 (CSSDP)
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昭和基地カメラ (NIPR)
TromsoLongyear...
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2012/ 4/18 10:54 太陽に黒点が増えています。太陽風磁場が南向きに大きく振れて、磁気圏の活動が強まりました。
2012/ 4/19 12:53 Cクラスのフレア活動が活発に起きています。太陽風は平均的な状態です。
2012/ 4/20 10:09 太陽の西の端でC7.0のフレアが発生しました。太陽風は低速風になり、磁気圏も穏やかです。
2012/ 4/22 09:25 小規模のフレアが続いています。太陽風磁場が南向きに強まっています。
2012/ 4/23 11:30 C1程度のフレアが続いています。太陽風は低速ですが、南向き磁場の影響で磁気圏はやや活動的です。
最新のニュース

2012/ 4/24 12:08 更新
CMEの影響で太陽風の磁場が強い南向きになり、激しい磁気圏活動を起こしています。

担当 篠原

昨日の昼、23日11時半(世界時23日2時半)に、太陽風の強まりが発生しました。
速度が330km/秒から400km/秒に上昇し、
プラズマの密度は、3個/cm^3から20個/cm^3程度に増加、
磁場強度も5nTから15nTくらいに強まりました。

NOAA/SWPCのレポートによると、
19日に発生したCMEの到来だと考えられる様です。
Spaceweather.comの4月21日の記事で紹介されている
動画をご覧ください。
18日、19日頃に、地球(右寄りの黄色の丸)から見て太陽(中心の白丸)の両端で発生したCMEが、
22日、23日頃に地球に到達しています。
19日のCMEの様子を、SOHO衛星ALSCO C3の動画で紹介します。
主に南東(左下)に向かっていますが、その一部が地球方向にも飛んできたのでしょう。


太陽風の乱れの到来直後に、磁場が-10nTと強く南を向きましたが、
1時間ほどで北向きに切り替わり、
磁気圏の乱れは一時的な変化で終わりました(AE指数参照)。

しかし、半日ほど経過した24日2時(世界時23日17時)に、
磁場の南北成分が急に -15nTという強い南向きに変わりました。
この影響で、磁気圏の活動度が一気に強まり、
AE指数のグラフは1000〜1800nTに達する激しい変動が現在まで続いています。

曇っていますが、昭和基地のオーロラの様子を動画で紹介します。
雲越しに、空が明るく輝いている様子が分かります。

Dst指数(京都大学WDC)の速報値によると、
Dst指数は -101nTにまで下がっていて(下がるほど変化が激しい)、
中規模の磁気嵐が発生しています。

太陽風磁場の強い南向きは、ゆっくりと減少していますが、
現在も-10nTと強まった状態が続いています。
この後もしばらく、活発な磁気圏活動が続きそうです。


一方、太陽では1461黒点群で、C1.0、C2.0の小規模フレアが発生し、
その他の黒点群も小さな活動を続けています。
黒点としての発達は見られず、活動が特に強まることはなさそうです。
Cクラスから、Mクラスに達するフレアは発生するかもしれませんが、
今回の太陽活動の強まりは、この程度の様です。




SOHO衛星LASCO C3による、19日に太陽の南東側へ噴出したCME(4日前の現象です)。
(c) SOHO (ESA & NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース)


南極の昭和基地で全天カメラにより撮影された、世界時23日19時のオーロラ。
(c) 国立極地研究所、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


Dst指数(速報値)は、は -101nTまで下がって(強まって)います。
(c) 京都大学WDC


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。