宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

Supported by KNCT  
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (09:25)
今日、C1.8の小規模フレアが発生しました。
太陽風南向き磁場がやや強くなっています。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
4/22 05:04 C1.8
4/21 10:26 C2.5
05:28 C1.7
01:34 C3.4
4/20 --- ---

黒点  4/21 (NOAA)
磁場 フレア
1459 40 β C2
1460 19 β C2
1461 2 β ---
1462 14 β C1
1463 9 β ---
1464 2 β ---
1465 6 β C3

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
09:17 332 -3.2
-2 h 353 -6.4
-4 h 372 -6.3
-6 h 373 -5.9
-8 h 346 +0.7
-10 h 349 +1.7
-12 h 342 +4.0

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
09:30 -26 -/ -
-2 h -21 -/ -
-4 h -13 -/ -
-6 h 2 -/ -
-8 h -2 -/ -
-10 h 5 -/ -
-12 h -3 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 3x10^2
4/22 0.3 7x10^2
4/21 0.5 3x10^2
4/20 0.4 1x10^3
4/19 5.4 6x10^2
4/18 0.4 3x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
衛星電子予測 (JAXA)
沖縄磁場変動 (NICT)
Dst予測 (NICT)
AE指数 (NICT)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
NICT磁力計 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
オーロラ帯 (CSSDP)
Live!オーロラ (遊造)
昭和基地カメラ (NIPR)
TromsoLongyear...
Alaskaカメラ (SALMON)

情報ページ
宇宙天気用語集
宇宙天気日報
宇宙天気臨時情報
NICT宇宙天気情報センター
Space Weather Prediction Center
これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2012/ 4/16 11:54 太陽風の速度は平均的な状態に戻りました。太陽の東側から大きな黒点が上がってきました。
2012/ 4/17 09:02 太陽の東端でM1.7の中規模フレアが発生しました。太陽風は低速風になっています。
2012/ 4/18 10:54 太陽に黒点が増えています。太陽風磁場が南向きに大きく振れて、磁気圏の活動が強まりました。
2012/ 4/19 12:53 Cクラスのフレア活動が活発に起きています。太陽風は平均的な状態です。
2012/ 4/20 10:09 太陽の西の端でC7.0のフレアが発生しました。太陽風は低速風になり、磁気圏も穏やかです。
最新のニュース

2012/ 4/22 09:25 更新
小規模のフレアが続いています。太陽風磁場が南向きに強まっています。

担当 篠原

太陽は、1460、1459、1465黒点群が大きくなり、
可視光写真で目立っています。
この2日間は、C1〜2 と小規模ですが、
フレアも活発に起きています。
この後も、CクラスやMクラスのフレアが
発生する可能性があります。


太陽風は、20日にセクター境界が到来したのですが
(27日周期の図を参照)、
その頃から、磁場強度が8nT前後に
少し強まった状態が続いています。
磁場の南北成分も、
-5nTを越えるくらいのまとまった南向きが続いて、
磁気圏活動を強めたりしています。

現在も、磁場強度は10nT近くに強まり、
-5〜-7nTの南向きが、7時間程続いています。
その中のオーロラの活動を、
昭和基地の全天カメラで紹介します。
明るいオーロラの輝きと共に、
斜めに空を横切っている天の川も印象的です。

太陽風の速度は、
300km/秒台と低速の状態が続いています。
現在は350km/秒程です。

太陽風は、今後も低速風が続きそうですが、
磁場の強まりがどこまで続くか、
また、それによる磁気圏活動の強まりなどに
注目してください。



南極、昭和基地の全天カメラによる、22日4時(世界時21日19時)のオーロラ。
(c) 国立極地研究所


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr

  宇宙天気ニュースは、
  鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。

このニュースについて、コメントなどがありましたら、
篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。