宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (14:11)
昨日、C3.1の小規模フレアが発生しています。
太陽風南向き磁場が大きくなっています。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
4/ 7 --- ---
4/ 6 05:44 C1.6
01:15 C3.1
4/ 5 01:16 C1.3

黒点  4/ 7 (NOAA)
磁場 フレア
1450 15 βγ C3
1452 4 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
14:07 323 -6.8
-2 h 316 -4.6
-4 h 329 -1.8
-6 h 325 -5.5
-8 h 312 +0.3
-10 h 331 +4.8
-12 h 332 +5.0

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
14:30 -22 -/ -
-2 h -20 -/ -
-4 h -31 -/ -
-6 h -17 -/ -
-8 h -13 -/ -
-10 h -14 -/ -
-12 h -13 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 6x10^1
4/ 7 0.3 2x10^2
4/ 6 0.6 2x10^2
4/ 5 0.3 9x10^2
4/ 4 0.4 2x10^3
4/ 3 0.5 5x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
衛星電子予測 (JAXA)
沖縄磁場変動 (NICT)
Dst予測 (NICT)
AE指数 (NICT)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
NICT磁力計 (NICT)
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TromsoLongyear...
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2012/ 4/ 2 11:10 太陽風は低速です。磁場の南向きが強まって、オーロラの活動も続いています。
2012/ 4/ 3 12:12 太陽風磁場の南向きが続いています。磁気圏の活動も続いています。
2012/ 4/ 4 11:51 太陽風は低速の状態が続いています。太陽のフレアも静かです。
2012/ 4/ 5 09:43 太陽風の磁場が南向きに強まっています。オーロラの活動も強まっています。
2012/ 4/ 6 12:12 太陽風磁場南向きの影響で、活発な磁気圏活動が続きました。Cクラスの小規模フレアが発生しています。
最新のニュース

2012/ 4/ 7 14:11 更新
太陽は穏やかです。太陽風は低速ですが、南向き磁場の影響が見られています。

担当 篠原

宇宙天気は穏やかです。

太陽黒点は、昨日Cクラスのフレアを起こした1450黒点群は穏やかになり、
黒点の規模も小さくなっています。
もうひとつの1452黒点群はかすかに見える程度です。
X線のグラフは特に変化はなく、太陽のフレア活動は静かです。

SDO衛星AIA193の太陽コロナを見ると、
東端近くで縦に延びているコロナホールが、少し中央に近づいています。
もう3日くらいで中心線に到達しそうです。


太陽風は、320〜340km/秒と低速の風が続いています。
磁場強度は強めになっていて、昨夜は10nTを超えるほどになっていました。
今朝に入って少し下がり、現在は8nTくらいで、やや強まった状態が続いています。

磁場の南北成分は、昨日のニュース以降も北寄りが続き、磁気圏の活動も静かでした。
しかし、今朝くらいから南向きに転じて、
以降、-5nT前後の南寄りの傾向が続いています。
このため、磁気圏もやや活動的になっていて、
AE指数は300〜500nTの小規模の変化が発生しています。
ここしばらく、こんな変化パターンを繰り返している印象です。



鹿児島は桜が満開でとてもきれいです。
天気はとても良いのですが、風が強くてお花見はちょっと辛いかもしれません。
桜の花びらはあまり飛ばされず、がんばっています。



SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr

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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。