宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (08:56)
昨日、C2.9の小規模フレアが発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
1/16 --- ---
1/15 06:40 C2.1
03:32 C2.9
1/14 21:37 M1.5
20:38 C4.2
12:18 C2.2

黒点  1/15 (NOAA)
磁場 フレア
1391 9 β C2
1395 2 α ---
1396 15 β C2
1397 4 β ---
1398 13 β ---
1399 4 β ---
1400 3 β ---
1401 2 α M1
1402 3 α ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
08:45 381 -1.2
-2 h 382 -4.0
-4 h 357 +0.1
-6 h 360 -0.7
-8 h 356 +1.5
-10 h 348 +1.6
-12 h 347 +1.1

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
08:30 -5 -/ -
-2 h -1 -/ -
-4 h -2 -/ -
-6 h -1 -/ -
-8 h -3 -/ -
-10 h -4 -/ -
-12 h -4 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 9x10^1
1/16 0.4 2x10^2
1/15 0.3 1x10^2
1/14 0.5 1x10^2
1/13 0.4 7x10^2
1/12 0.3 3x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
コロナホール (NAOJ)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
衛星電子予測 (JAXA)
沖縄磁場変動 (NICT)
Dst予測 (NICT)
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AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2012/ 1/11 13:00 太陽風は460km/秒近くに少し上がっています。C1〜C2のフレアが発生しています。
2012/ 1/12 14:55 太陽風速度の高まりは終わって、現在は400km/秒付近です。Cクラスのフレアも起きています。
2012/ 1/13 13:44 コロナホールによる高速の太陽風が始まり、オーロラの活動も発生しています。
2012/ 1/14 14:24 太陽風の速度はやや高速くらいに下がり、磁気圏のオーロラ活動も穏やかです。
2012/ 1/15 11:37 太陽の東端でM1.4の中規模フレアが発生しました。太陽風は低速になっています。
最新のニュース

2012/ 1/16 08:56 更新
太陽風に弱い乱れが到来しています。この後、高速風が始まるかもしれません。

担当 篠原

太陽風に弱い乱れが始まっています。
太陽風の速度は、昨日より今朝まで350km/秒と低速で安定していましたが、
16日5時(世界時15日20時)頃から小幅ですが変動し始め、
現在は380km/秒前後で変化しています。
一方、磁場強度も5nTから8nTほどにやや強まっています。

コロナホールの影響が及び始めているのかもしれません。
この後、高速風が始まる可能性もあります。
ACEのデータに注目してください。

磁気圏のオーロラ活動も、今朝まではとても静かでしたが、
太陽風の乱れによって、弱いオーロラ活動が始まっています。
AE指数のグラフには、200nTほどの変化が記録されています。

磁気圏の活動も、今後の太陽風の変化によっては、
活動が強まる可能性があります。
オーロラ観望にはよいチャンスになるかもしれません。


太陽は、東端から1401、1402黒点群が完全に姿を現しました。
しかし、昨日からの活動は落ち着いていて、
目立ったフレアは発生していません。

一旦落ち着いて、その後再び活発化する
ということもよく見られる変化ですので、
今後も注目してください。



SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。