宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (09:42)
今日、C4.6の小規模フレアが発生しました。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏の最新データがありません。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
4/22 06:24 C4.6
4/21 23:34 C5.0
18:37 C8.6
04:30 C4.1
4/20 --- ---

黒点  4/22 (NOAA)
磁場 フレア
1191 1 α ---
1193 20 β ---
1195 10 β C9
1196 4 β ---
1197 1 α ---
1198 4 α ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
09:34 437 -1.4
-2 h 438 +3.3
-4 h 433 +0.2
-6 h 431 +2.5
-8 h 436 +1.6
-10 h 441 +1.5
-12 h 444 +2.1

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
09:30 - -/ -
-2 h - -/ -
-4 h - -/ -
-6 h - -/ -
-8 h - -/ -
-10 h - -/ -
-12 h - -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 1x10^2
4/22 0.3 1x10^2
4/21 0.4 1x10^2
4/20 0.4 2x10^2
4/19 0.3 1x10^2
4/18 0.5 8x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点群番号 (SOHO)
SDO黒点動画 (SDO)
太陽X線 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
EIT195 (SOHO)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
コロナホール (NAOJ)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
衛星電子予測 (JAXA)
沖縄磁場変動 (NICT)
Dst予測 (NICT)
AE指数 (NICT)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
NICT磁力計 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
昭和基地磁場 (NICT)
オーロラ帯 (CARISMA)
Live!オーロラ (遊造)
昭和基地カメラ (NIPR)
TromsoLongyear...
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2011/ 4/17 10:48 1190黒点群でC5のフレアが2回発生しています。太陽風は低速で、磁気圏も静穏です。
2011/ 4/18 11:53 太陽風は低速で、磁気圏も穏やかです。今後、高速風が始まる可能性があります。
2011/ 4/19 10:53 CMEの影響で、太陽風に小規模の乱れが発生しています。太陽は穏やかです。
2011/ 4/20 08:17 コロナホールの影響が始まり、太陽風の速度が高速になっています。太陽は静かです。
2011/ 4/21 09:14 500km/秒台の高速太陽風が続いています。一時的にオーロラ活動も激しくなりました。
最新のニュース

2011/ 4/22 09:42 更新
1195黒点群の活動が強まり、やや大きめのCクラスフレアを起こしてます。

担当 篠原

太陽の南東部(左下)の1195黒点群が、活動を強めています。
21日18時半(世界時21日9時半)にC8.5、
21日23時半(世界時21日14時半)にC4.9、
そして、今朝、22日6時半(世界時21日21時半)にC4.6など、
やや大きめのCクラス小規模フレアを起こしています。

可視光写真でも、1195群は黒点の数が増え、
規模が拡大しているようです。
今後、Mクラスの中規模フレアも発生するかもしれません。

1195黒点群の更に左には、新しく1196黒点群が出現しています。
これからしばらくは、南半球側に活動が移りそうです。


太陽風の速度は、ゆっくりと下がっていますが、
440km/秒とやや高めの速度が残っています。
今後は、更に下がって行くでしょう。

磁気圏のオーロラ活動も穏やかです。


SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真を見ると、
南半球側にぽつんと丸く穴の開いたコロナホールがあります。
この領域の影響が、4日後くらいに多少見られるかもしれません。
それ以外にはコロナホールは見られないので、
基本的には静かな太陽風が当分続くと思われます。



SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。