宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:55)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
7/ 7 --- ---
7/ 6 --- ---
7/ 5 --- ---

黒点  7/ 7 (NOAA)
磁場 フレア
なし --- --- ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:45 347 +0.3
-2 h 346 -1.0
-4 h 344 +0.3
-6 h 340 +1.0
-8 h 343 +0.6
-10 h 345 +0.4
-12 h 352 -0.4

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
12:30 15 -/ -
-2 h 14 -/ -
-4 h 11 -/ -
-6 h 13 -/ -
-8 h 10 -/ -
-10 h 6 -/ -
-12 h 9 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 1x10^0
7/ 7 0.6 1x10^1
7/ 6 0.7 8x10^0
7/ 5 0.5 7x10^0
7/ 4 0.6 8x10^0
7/ 3 0.6 1x10^1

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2019/ 7/ 2 07:42 太陽風は低速の状態が続いています。太陽は無黒点に戻っています。
2019/ 7/ 3 08:40 太陽風はより低速になっています。太陽は無黒点です。
2019/ 7/ 4 06:15 太陽風は少し速度が上がっていますが低速です。皆既日食の写真をどうぞ。
2019/ 7/ 5 22:11 太陽風は平均的な速度に変わっています。太陽は無黒点です。
2019/ 7/ 6 14:52 太陽風の速度は下がって、低速風になっています。
最新のニュース

2019/ 7/ 7 12:55 更新
太陽の南側に小さい黒点が発生しています。太陽風は低速です。

担当 篠原

今日の未明から、太陽の南東側(左下)に小さい黒点が発生しています。
磁場の並びは新しい第25期の順番で、
出現した緯度も南緯27度程度と高く、
新しい活動周期の始まりの頃の特徴に合っています。
NOAAの黒点群の番号はまだ付いていません。

X線グラフには、Bクラスの小さい変化が発生しています。
新しい黒点で起きている活動です。
更に規模が大きくなるでしょうか。


太陽風は、350km/秒と低速の風が続いています。
磁場強度は、2nTと弱くなっています。

磁場の南北成分は、0nT付近で変化していて、
一時的に南に向く変化も起きていますが、振れ幅は小さく、
AE指数に250nTの小規模の変化を起こしている程度で、
その他の時間帯は穏やかです。

SDO衛星AIA193では、コロナホールが更に西に進み、
明日以降、太陽風の速度が高まる可能性があります。
前周期は480km/秒とやや高速に達するくらいでしたが、
今回はどうなるでしょうか。



SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr

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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。