宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (09:55)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
2/24 --- ---
2/23 --- ---
2/22 --- ---

黒点  2/24 (NOAA)
磁場 フレア
なし --- --- ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
09:44 339 +1.3
-2 h 341 +1.6
-4 h 352 +2.5
-6 h 355 -0.1
-8 h 354 -1.7
-10 h 373 -1.6
-12 h 370 +0.9

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
09:30 10 -/ -
-2 h 6 -/ -
-4 h 3 -/ -
-6 h 2 -/ -
-8 h 6 -/ -
-10 h 8 -/ -
-12 h 8 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 2x10^1
2/24 0.4 3x10^1
2/23 0.4 2x10^1
2/22 0.5 2x10^1
2/21 0.4 7x10^2
2/20 0.4 2x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
地上磁場 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2019/ 2/19 13:53 太陽風は低速で、磁気圏も穏やかです。コロナホールの影響が始まりそうです。
2019/ 2/20 12:58 太陽風は更に低速になり、磁気圏も穏やかです。
2019/ 2/21 12:50 太陽風の変化が始まりました。現在は平均的な速さです。
2019/ 2/22 12:40 太陽風はやや高速になり、磁気圏の活動も少し高まっています。
2019/ 2/23 08:50 太陽風の速度は平均的な速さに戻っています。磁気圏も穏やかです。
最新のニュース

2019/ 2/24 09:55 更新
太陽風は低速になっています。磁気圏も穏やかです。

担当 篠原

太陽風の速度は、330km/秒まで下がって、
低速の風になっています。
磁場強度は、3〜4nTとやや弱い状態が続いています。

磁場の南北成分は北寄りに推移していて、
磁気圏も穏やかです。
AE指数は、太陽風磁場が弱い南向きになった頃に、
200nTの小さい変化を起こした程度です。

SDO衛星AIA193の太陽写真では、
太陽の中央部の南寄りに、
コロナホールが東西方向に広がっています。
このコロナホールは形を変えながら、
ずっとこの辺りに広がっていて、
高速の太陽風を繰り返し地球にもたらしています。
2周期前からの広がりの変化を1枚目の図で紹介します。

27日周期の図を見ると、前周期の太陽風は、
1月31日に速度の上昇が始まっています。
今回も、26〜27日あたりから太陽風の変化が始まりそうです。
前回は、600km/秒まで太陽風の速度は高まりました。
コロナホールの広がりの様子から、
今回も同じくらいの変化が見られるのではないでしょうか。
オーロラの活動にも注目して下さい。


太陽は無黒点です。
太陽の西側で、今朝くらいからフィラメント噴出が始まっています。
ちょうど噴き上がるところまでSDO衛星で撮影されています。
AIA304による動画を掲載します。
CME(太陽ガスの放出現象)として飛び出しそうですが、
西側に寄っているので、地球への影響は小さいでしょう。




2周期前(54日前)、1周期前(27日前)、現在のコロナホールの様子。SDO衛星AIA193。
(c) SDO (NASA)、作図:宇宙天気ニュース


太陽の西側でフィラメント噴出が発生しています。SDO衛星AIA304。
(c) SDO (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。