宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:18)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
2/ 6 --- ---
2/ 5 --- ---
2/ 4 --- ---

黒点  2/ 6 (NOAA)
磁場 フレア
なし --- --- ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:04 369 +3.7
-2 h 365 -3.7
-4 h 342 +3.2
-6 h 324 +0.9
-8 h 339 -0.4
-10 h - -0.9
-12 h - -

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
12:30 -10 -/ -
-2 h 0 -/ -
-4 h -4 -/ -
-6 h -10 -/ -
-8 h -11 -/ -
-10 h -4 -/ -
-12 h -6 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 1x10^3
2/ 6 0.4 3x10^3
2/ 5 0.4 9x10^3
2/ 4 0.4 1x10^4
2/ 3 0.5 1x10^4
2/ 2 0.5 3x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2019/ 2/ 1 12:26 500km/秒の高速太陽風が到来し、磁気圏の活動も高まっています。
2019/ 2/ 2 13:08 太陽風の速度は600km/秒に高まりました。磁気圏の活動も続いています。
2019/ 2/ 3 12:57 太陽風は600km/秒の高速状態です。磁気圏も活動的です。
2019/ 2/ 4 12:59 太陽風の速度は下がり始め、高速風は終わりに近付いています。
2019/ 2/ 5 12:17 太陽風は平均的な状態に戻っています。
最新のニュース

2019/ 2/ 6 13:18 更新
太陽の北半球に新しい活動周期の磁場の並びが発生しています。

担当 篠原

昨日紹介した、STEREO Ahead衛星による
太陽の向こう側の活動領域は、
今日に入ると輝きが弱くなっています。
こちら側に来る前に消えてしまいそうな様子です。

その反対に、太陽のこちら側の北半球に、
新しい活動周期の磁場の並びが出現しています。
1枚目の図の黄色の矢印で示している部分です。

北半球の現在の第24活動周期の磁場の並びは、
下側の2つの領域の様に、右にS極(黒)、左にN極(白)です。
しかし、矢印の領域は、右にN極(白)、左にS極(黒)となっています。
出現している緯度も30度と高く、
周期の始まりの特徴と合っています。
可視光写真では、黒点はできていない様です。
今後、更に強まって黒点の発生となるか、注目してください。

現在の太陽は無黒点です。
X線グラフも変化はなく、穏やかです。


太陽風は、今朝にかけて速度が320km/秒まで遅くなりましたが、
その後少し戻して、380km/秒とやや低速になり、
再び、グラフの最後で350km/秒に下がっています。
低速の風が続いています。

磁場強度は、4nTから9nTに上がって、
6nTに下がるという変化をしています。
現在は平均的な強さです。

27日周期の図を見ると、
前周期の1月11日に太陽風速度の小さい高まりが到来しています。
この後、この変化の回帰が見られるかもしれません。

磁気圏は概ね静穏です。
AE指数は300nTの小さい変化も発生していますが、
全体としては変化は少ない状態です。



北半球に新しい第25活動周期の磁場の並びが見えています。SDO衛星。
(c) SDO (NASA)、作図:宇宙天気ニュース


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr

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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。