宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:46)
今日、C2.0の小規模フレアが発生しました。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
1/30 06:17 C2.0
1/29 19:26 C1.9
1/28 --- ---

黒点  1/30 (NOAA)
磁場 フレア
2733 5 β C2

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:34 300 +0.7
-2 h 310 -0.5
-4 h 313 -0.7
-6 h 318 +0.3
-8 h 324 -0.4
-10 h 335 +0.5
-12 h 344 +0.5

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
12:30 4 -/ -
-2 h 5 -/ -
-4 h 5 -/ -
-6 h 3 -/ -
-8 h 1 -/ -
-10 h 2 -/ -
-12 h -1 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 5x10^2
1/30 0.4 9x10^2
1/29 0.4 1x10^3
1/28 0.5 1x10^3
1/27 0.4 2x10^3
1/26 0.5 1x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
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AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
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EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
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太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
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太陽放射線 (GOES)
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衛星電子 (GOES)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2019/ 1/25 13:38 600km/秒の高速太陽風が続いています。太陽でB7の小さいフレアが発生しました。
2019/ 1/26 17:56 高速太陽風は速度が下がり始めています。
2019/ 1/27 11:09 C5.0の小規模フレアが発生しました。高速太陽風は終わりに近付いています。
2019/ 1/28 12:57 太陽風は平均的な速さに戻っています。2733黒点群は静かです。
2019/ 1/29 12:27 太陽風は低速になっています。磁気圏は穏やかです。
最新のニュース

2019/ 1/30 12:46 更新
Cクラスの小規模フレアが2回発生しています。太陽風は低速です。

担当 篠原

昨日のニュースの後、2733黒点群の活動度が再び高まり、
Bクラスの小さいフレアを起こす様になりました。
そして、29日19時半(世界時29日10時半)にC1.9、
30日6時半(世界時29日21時半)にC2と、
2つの小規模フレアが発生しています。
SDO衛星AIA131による動画を掲載します。

2733黒点群は太陽の西の端に近付いていて、
この後見えなくなります。


太陽風の速度は300km/秒へ下がり、
更に低速の風になっています。
磁場強度も2nTへ下がって、弱くなっています。

磁気圏は静穏で、
AE指数は小規模の変化が1度起きている程度です。

SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真では、
コロナホールは更に西に進み、
地球へ影響が及び始める目安の位置に達しています。
今後、太陽風の高まりが到来すると思われます。
太陽風の磁場強度が強まり始めたら、
変化の始まりと考えられます。

27日周期の図を見ると、
前周期は550km/秒に達する高速風が到来しました。
速度の高まりは、4日ほど続いています。




2733黒点群でCクラスフレアが2回発生した。SDO衛星AIA131。
(c) SDO (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr

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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。